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2008年9月19日
■第20回高松宮殿下記念世界文化賞
9月16日、第20回高松宮殿下記念世界文化賞が発表され、
演劇・映像部門は、歌舞伎俳優の坂田藤十郎が受賞しました。
高松宮殿下記念世界文化賞は、財団法人日本美術協会が主催し、
絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の5部門で
優れた芸術の世界的な創造者たちを顕彰する賞。
この賞の演劇・映像部門に、歌舞伎俳優の坂田藤十郎が選ばれました。
同賞を日本人が受賞するのは、
第4回(1992年)の黒澤明、第7回(1995年)の中村歌右衛門以来3人目。
●第20回高松宮殿下記念世界文化賞
演劇・映像:坂田藤十郎(日本)
絵画:リチャード・ハミルトン(英国)
彫刻:イリヤ&エミリア・カバコフ(ロシア)
建築:ピーター・ズントー(スイス)
音楽:ズービン・メータ(インド)
今年は世界文化賞20周年を記念し、
これまでの絵画と彫刻部門の受賞者全員の代表作を集めた展覧会と、
受賞者たちを撮影した写真展を今秋、東京「上野の森美術館」で開催予定。
授賞式は10月15日、東京・赤坂の明治記念館で行われ、
内外のこれまでの受賞者十数人も参列する予定とのこと。
●第四十四回 吉例顔見世
日程:2008/10/1〜10/25 御園座(愛知)
演目:天満宮菜種御供/京鹿子娘道成寺/祇園祭礼信仰記/鶴亀/修禅寺物語/天衣紛上野初花
出演:坂田藤十郎/中村富十郎/片岡我當/片岡秀太郎/坂東彦三郎/中村時蔵/坂東三津五郎/中村翫雀