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2008年6月13日
■新宿ピカデリー
松竹は、大型シネマコンプレックスに刷新した「新宿ピカデリー」を
7月19日、東京・新宿にオープンすると発表しました。
2007年2月に東映と東宝の「新宿バルト9」というシネコンがオープンしており、
松竹の「新宿ピカデリー」は新宿2つめのシネコン。
東宝・東映と、松竹が、シネコンでもしのぎを削り合うことになりますね。
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新宿ピカデリーは、2006年5月11日に閉館した旧新宿ピカデリーの跡地に建設されます。
靖国通り沿いで、1階にwendy'sがあった場所です。
最寄駅は地下鉄副都心線「新宿三丁目駅」。
延べ床面積は9811平方メートルで、全部で10スクリーン・2,237席。
1階から3階までを巨大な吹き抜けが貫き、
空間全体を無地のキャンバスをイメージする白で統一。
また、他の映画館と大きな違いになりそうなのが、
世界で初めて、最大スクリーンの真正面に、
2人で3万円のプライベートルーム型バルコニー席「プラチナルーム」(2室、各2名)、
2人で1万円の「プラチナシート」(22席)を設けたこと。
映画館でこうした客席の設置はかなり珍しいですね。
近年、シネコンの乱立により過当競争が噂されていますが、
映画館が非常に多い街・新宿で日本の映画大企業が真っ向から対立する構図ができるわけですから、
ますます激しい争いになりそうですね。
先日、コマ劇場閉館に伴う歌舞伎町の「コマ東宝」閉館の報もありましたが、
歌舞伎町にある既存の映画館は、再開発の具体策が決定しておらず、
ますますの苦戦を強いられそうです。