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2008年6月30日
■新国立劇場演劇部門・芸術監督に宮田慶子
新国立劇場は、演劇部門の次期芸術監督に宮田慶子が就任することを発表しました。
新国立劇場運営財団は、
同時にオペラ部門の芸術監督に指揮者の尾高忠明が就任することも発表。
また、舞踏部門では初めての外国人芸術監督となる
英国人振付家デビッド・ビントレー就任も既に発表されており、
1997年の新国立劇場開館以来、初めて3部門の芸術監督が同時に交代することになりました。
各新聞社などの報道に拠ると、
同財団は6月24日にも人事を発表する予定だったものの、
演劇部門の選考過程に一部の理事から異論が出て発表が遅れていたとのこと。
具体的には、鵜山監督の続投を主張する声もあったものの、
「鵜山仁が多忙で現場とのコミュニケーションが取れなかった」ことなどを理由に、
遠山敦子理事長に一任。
宮田慶子が新監督に就任することが決まったということです。
現在の芸術監督である鵜山仁は1期(3年)で退任することになります。
宮田慶子は、渡辺浩子・栗山民也・鵜山仁に次いで
4代目となる同劇場の演劇部門芸術監督を務めることになりました。
任期は2010年9月から3年間。
宮田慶子は、劇団青年座所属の演出家。
青年座以外でも幅広く演出家として活躍しており、
新国立劇場では「屋上庭園」などを演出している他、
新国立劇場演劇研究所でも講師を務めています。
■新国立劇場演劇部門・芸術監督に鵜山仁(2005/3/17)
●新国立劇場
●宮田慶子オフィシャルサイト