広告
2008年6月11日
■シアターキューブリック「銚電スリーナイン」
東京の劇団シアターキューブリックが、銚子電鉄の車内を舞台に芝居を演じる「銚電スリーナイン」を上演します。
銚子電鉄は、1998年に事実上倒産。
その後は、千葉県と銚子市が支援を行って存続してきましたが、2006年8月に前社長が約1億円の横領で逮捕。
同年11月の鉄道車両の法定検査が行えないという事態に陥りました。
同年11月17日、 自社のホームページトップに
「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。電車運行維持のために『ぬれ煎餅』を買ってください」
という文章を掲載すると、ネット上で大きな反響を呼び、全国から注文が殺到することになりました。
こんな銚子電鉄の社内を舞台に、劇団シアターキューブリックが、演劇の公演を行います。
銚子から上京した青年が、幼馴染みの女性から届いた写真をきっかけに銚子に帰郷。
銚子電鉄の中で再会するという物語で、出発駅の銚子から、終点の外川駅まで20分間芝居を上演。
一度解散し、約2時間の自由時間の後、外川駅から銚子駅まで再び20分間芝居を上演、という流れになっています。
上演は、6/12〜7/19の毎週土曜日、銚子を14:51、15:42、16:36発の電車で、全列車定員30名の完全予約制。
乗車券(チケット)は大人¥3,000、子供¥2,500で、劇団サイトにて発売中です。
●劇団シアターキューブリック「銚電スリーナイン」
日程:2008/6/21,6/28,7/5,7/12,7/19
演出:緑川憲仁
出演:片山洋介/市場法子/漢那悦子/伊藤十楽成/千田剛士
[劇団シアターキューブリック オフィシャルサイト][銚子電鉄 オフィシャルサイト]