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2008年3月26日
■「オペラ座の怪人」続編
このニュースは、Palybillなどアメリカをはじめ全世界のメディアが報じたもの。
「オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)」の続編は、
前作と同じく作曲アンドリュー・ロイド=ウェバー(Andrew Lloyd Webber)、
作詞ティム・ライス(Tim Rice)のコンビによるもので、
「ヘアスプレー」「The Coast of Utopia」などの
ジャック・オブライアン(Jack O'Brien)が演出を担当する模様です。
マダム・ジリーとその娘メグと共にニューヨークに逃げ延びたファントムは、
クリスティンのためにマンハッタンでコンサートを企画する。
クリスティンは、夫ラウルと10代の息子と共にアメリカへ旅立ち・・・
というような感じのプロットの物語のようで、どうやらウェバー版ファントムの続編である、
(ガストン・ルルー「オペラ座の怪人」の続編ではない)
フレデリック・フォーサイスの「マンハッタンの怪人」が元になっている感じでしょうか。
ウェバーのコメントによると、
すでに彼の頭の中では楽曲はすべて完成しており、
あとはライスの歌詞を待つばかりとのこと。
ウェバーは、冗談めかしてライスに早い仕事を促しつつ、
どんなに芸術的に素晴らしい作品を創っても、
興行的に前作を超えることは不可能なので難しい、というようなことも述べています。
まだ作品の完成に向けて具現化はしていないようですが、
ファントムの続編とは、期待が高まりますね。
何か情報が入り次第更新していきたいと思います。
※追記
新作のタイトルは「Phantom: Love Never Dies」で、
2009年秋から、ブロードウェイ・ウエストエンド・上海で開幕の予定。
物語は、やはり「マンハッタンの怪人」(The Phantom of Manhattan)を元にしたものですが、
作詞は結局ティム・ライスではなく、 Glenn Slaterになった模様。
オフィシャルな発表がありましたら、改めて記載します。
※2009/3追記
続編について、欧米の報道をまとめました。
下記をご参照ください。
■Phantom: Love Never Dies | 演劇ニュース