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2008年3月 9日
■2007年全世界の映画興行収入が過去最高に
アメリカ映画協会(MPAA)の発表によると、
2007年の全世界の映画興行収入が過去最高を記録したということです。
2007年の世界の映画興行収入は、
前年比4.7%増の267億ドル(約2兆7800億円)を記録。
これは、中国などの新興国での成績が大きく寄与した結果のようです。
また、北米だけの興収でも前年比5.4%増の96億3000万ドルと、過去最高を記録。
こちらは、観客人数自体は昨年とほとんど変わらず、
約5%というチケット代の上昇が大きな要因だった模様です。
ただし、高くなったといっても平均チケット価格は6.88ドル(約700円)。
なお、ハリウッドで制作された映画は、2006年とほぼ同じ603本だったものの、
メジャースタジオ制作の作品は、2006年の203作から179作へと数を減らしています。
このあたりは、秋の脚本家組合のストライキが影響しているのかもしれません。
ちなみに、日本の2007年興行収入は
2006年に比べ邦画が低迷した影響で、前年比2%ほど興収を落としています。