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2008年2月 1日
■2007年の映画興行収入
日本映画製作者連盟は、2007年の映画興行収入成績を発表しました。
映画全体の興行収入は1,984億4,300万円、入場者数は1億6,319万3,000人で、
2006年に比べ興行収入は97.8%、入場者数は99.2%と微減になりました。
例年大作が並ぶ年末映画に、めぼしい作品がなかったのが響いたのかもしれません。
2006年は、21年ぶりに洋画の興収を邦画が上回りましたが、
2007年は洋画が1037億9800万円の興収で全体の52.3%、
邦画は946億4500万円で47.7%と、1年で再び洋画が上回りました。
邦画だけで見ると、2006年に比べ946億円、12.3%も減少しています。
原因として挙げられるのが、2006年には6作あった興収50億円越えの作品が、
2007年は2作のみと、邦画大ヒット作が減少した点。
また、邦画の興収10億円越えは29作で、うち20作が東宝。
興収ランキングでも、上位10作中9作が東宝の配給と、相変わらずの独り勝ち状態になっています。
全国の映画館数は3,221スクリーンで、2006年に比べ159スクリーン増加。
シネコンの増加により、スクリーン数の増えすぎが叫ばれていますが、
2008年も100以上のスクリーンが増える予定ということで、今後も過当競争が続きそうな感じですね。
▼2007年興行収入ランキング・邦画
1.HERO
2.劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール「ディアルガVSパルキアVSダークライ」
3.ALWAYS 続・三丁目の夕日
4.西遊記
5.武士の一分
6.恋空
7.ドラえもん のび太の新魔界大冒険
8.どろろ
9.アンフェア
10.名探偵コナン 紺碧の棺
▼2007年興行収入ランキング・洋画
1.パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
2.ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
3.スパイダーマン3
4.硫黄島からの手紙
5.トランスフォーマー
6.ダイ・ハード4.0
7.レミーのおいしいレストラン
8.ナイトミュージアム
9.オーシャンズ13
10.バイオハザードIII
■2006年邦画興収、洋画を上回る
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