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2008年1月10日
■シナリオ・脚本作成ソフト
戯曲・脚本・シナリオなどを書くための、縦書きに対応した文書作成ソフト情報です。
2007年秋、アクト・ツー(act2)は、macでの脚本作成に特化したテキスト編集ソフト
「モンタージュ 英語版」のダウンロード販売を開始しました。
text、RTF、Final Draftなどの形式が読み込め、演劇など数種類のテンプレートも備えているなど、
専用ソフトだけにかなり充実した内容のようですが、価格も¥18,200と、立派なお値段になっています。
また、日本語入力の動作保証はされていないのも残念なところ。
Windowsで戯曲・脚本を作成するソフトでは、
「O's Editor2」の評判が良いようです。シェアウエアで価格も¥2,205と手頃。
無料(フリーソフト)の専用ソフトでは、
フリガナや原稿用紙に対応した「VerticalEditor」、
小学生が作ったExcel依存の脚本作成ソフト「きゃっ君」、
mac版もある「LightWayText」などがあります。
定番のワープロソフトでは、
Microsoft Wordは元々横書き用のソフトであるため、
縦書きの機能や表示で問題や使いづらさを感じる方が多いかと思います。
日本語縦書きに関しては一太郎が、ワープロの中では評判が良いようです。
(一太郎2008は、2008/2/8に発売予定。ダウンロードで¥2,000程安く購入できます。)
その他、秀丸、OOoなど、現在はほとんどのワープロソフトが縦書きに対応しています。
書き出し・印刷などに便利なPDF作成ソフトも、最近はJUST PDFが¥2,000程で購入できます。
macの場合は、特に専用ソフトは必要なく、
原稿などで「プリント」を実行しようとすれば「PDFで保存」などのボタンが現れ、そのままPDFで保存可能。
ボタンが表示されない場合は、プレビューして「別名で保存」を選択すれば、
保存するファイル形式の中にPDFがあるはずです。
※追記:web上で原稿を縦書きPDF化するサービスyn infが開設されました。
■脚本を「縦書き」に変換するWebサービス | 演劇ニュース
いずれにせよ、ソフトの使い勝手や好みなどは人それぞれだと思います。
有料のものでもたいてい1ヶ月くらいは使用期間がありますので、実際にいろいろと使ってみることをお勧めします。
▼Win
●O's Editor2
●VerticalEditor
●きゃっ君
●LightWayText
●一太郎
●smoopy
●iText for Windows
▼Mac
●LightWayText
●iText Express
●モンタージュ 英語版