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2007年10月28日
■青空文庫が図書館に
青空文庫は、全国約8,000の図書館にDVDを寄贈することを発表しました。
青空文庫は、著作権の切れた文学作品をインターネット上で公開しているサイト。
ボランティアがテキストの入力・校正などを行い、現時点で6,665の作品が収蔵されています。
1997年に開設された青空文庫は、開設10周年を記念して、社団法人日本図書館協会と協賛し、
青空文庫の一式をおさめたDVD-ROM付き冊子「青空文庫 全」を、約8000の図書館に寄贈することを発表しました。
DVDには、青空文庫収録作品のうち407名・約6500点を収録。
10月27日からの読書週間に合わせ、公共図書館や大学図書館など約3,000館には10月末に、
高校図書館5,000には11月20日ごろ届ける予定とのこと。
青空文庫では、太宰治や芥川龍之介など有名作家の作品が数多く登録されている他、
演劇関連の書籍もかなり充実しています。
特に岸田國士は100以上のの著作が既に登録されており、
一般に書籍としては入手しづらいものも多いだけに、貴重な存在となっています。
また最近は、青空文庫の収蔵作品を元に、DSで読む文学全集や、お風呂で読める本なども発売されています。