広告
2007年9月29日
■USJが顔認証システム
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが、11月1日より年間スタジオ・パスの入場に「顔認証システム」を導入します。
現在、USJの年間スタジオ・パスでは、顔写真の付いたパスを機械に通し、係員が目視で本人確認していますが、
この確認作業にNECの顔認証engine「NeoFace」を導入。
11月1日より、この生体認証システムによる本人確認、入場方法が開始されます。
初回入場時には、まず入場ゲートにQRコードをタッチして認識させ、顔写真を登録。
2回目以降は、QRコードリーダーにタッチした後、顔照会を行って入場する流れになるようです。
顔の認証は約1秒、登録も5秒で済むと言いますから、ほぼ瞬時に認証される感じですね。
国内の集客施設に顔の識別システムが導入されるのは初めてということですが、
今後は、各施設の年間パスなどで、こうした生体認証が増えてくるかもしれませんね。
逆に言えば、こうしたシステムが簡単且つ安価で導入できるようになったら、
パスの流用が防げるわけですから、劇場などでも年間パスなどを設けやすくなりそうですよね。
なお、USJでは年間スタジオ・パスが10月15日から値上げされます。
この値上げと同時に、これまでの顔写真付きプラスティック製パスの販売は終了し、
新しいQRコード付き紙製パスに変更されるとのこと。
ただし、来年1月末までは、年間パスを割引価格で販売する予定ということです。