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2007年9月10日
■「地人会」活動に終止符
演出家の木村光一が主宰する演劇制作体「地人会」が10月をもって活動を終始するそうです。
これは、本日の新聞各紙が報じたもの。
活動停止の理由としては、毎日・朝日新聞が
「理想の演劇活動を続けていくための、地人会と木村光一の体力が続かなくなった」ことを、
読売新聞が「ここ数年にわたり公演の赤字が続いたことなど」を挙げています。
「地人会」は、文学座出身の木村光一が1981年に設立。
いわゆる劇団のような所属の俳優やスタッフはおらず、
公演毎にプロデュースを行う演劇制作団体でした。
これまで、山田太一の脚本作など100を超える公演を行い、
8,000以上の上演を行っています。
なお、12月7日から紀伊國屋サザンシアターで上演が予定されていた
「J.B.―― ヨブ、運命の傍観者でいられぬ男 ――(仮題)」も公演中止になっています。
●地人会 オフィシャルサイト
●劇場で対話は可能か―演出家のノート(木村光一)