広告
2007年4月 2日
■倉本聰の「富良野塾」2010年に閉塾
北海道富良野市で倉本聰が主宰する私塾「富良野塾」が、
2008年度を最後に塾生の募集をやめ、2010年3月で塾を閉じると発表されました。
富良野塾は、1978年に富良野へ転居した倉本聰が、1984年に開設した演劇の私塾。
脚本家や俳優志望の若者を毎年20人ほど受け入れ、これまでに333人が卒業しています。
塾は、養成期間2年、受講料は無料ですが、
夏場は地元の農家の協力を得て農作業などを行って生活費を稼ぎ、
冬場に集中して勉強するスタイル。
倉本聰も、講師として直接生徒に教えていたそうです。
各種報道に拠ると、
3/31に行われた今年(22期生)の卒塾式で、
「2010年に卒塾する25期生をもって、幕を閉じる」と、倉本聰が発表。
理由としては、自らの年齢(72歳)的なもの以外に、
若い人とのギャップ、辛抱やハングリーさがない、ということを挙げているようです。
閉塾後も、海外公演の際に使用している「富良野GROUP」の名で、
卒塾生などと富良野で演劇活動を続ける方針ということです。
■北海道の演劇情報
■俳優養成所
■演技・俳優 書籍
■劇作・戯曲 書籍
■シナリオリーグ
●ふらの演劇工場
●開塾20周年 富良野塾・序章 |
●谷は眠っていた-富良野塾の記録 |