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2007年3月29日
■東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
リリー・フランキーのベストセラー「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が、松尾スズキの脚本で映画化、4月より全国公開されます。
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」は、リリー・フランキーが亡き母への思いを中心に綴った小説。
2005年6月に発売され、わずか半年で100万部、昨秋には200万部を突破した大ベストセラーです。
幼いとき、酒乱のオトンの家を出て、オカンの実家に身を寄せたボク。
やがてボクは、地元を離れ東京で美大生になるが、オカンの仕送りを食いつぶす堕落した生活を送ってしまう。
年月が経ち、オカンを東京に呼び、再び共に生活するようになるが、オカンの体は病魔が襲い、幸せな時間はいつまでも続かなかった・・・という物語。
「母親への感謝」を思い出させてくれるお話で、ついつい普段は忘れがちなことながら、
誰しもが抱いている想いだけに、多くの人の涙や感動を呼んだのでしょうね。
2006年には、久世光彦の企画・演出で単発ドラマ化される予定でしたが、企画が進んでいる段階の2006年3月2日に久世が急逝。
久世の遺作的な意味合いも込めてドラマは制作され、放送というところまでくると、今度は重要な役どころで出演していた山本圭一が不祥事を起こし、放送が延期。
結局、山本の代役に塚地武雅を立て、山本の出演シーンだけ撮り直し、ようやく2006年11月18日にオンエアされました。
ちなみに、このときの脚本は劇団MONOの土田英生が担当しています。
さらに、今年1月〜は、フジテレビ月9枠で連続ドラマ化。
月9ドラマとしては異色な感じの作品のためか、初回は14.2%と月9史上最低の視聴率で幕を開けましたが、
最終回は18.1%と、まずまずの高視聴率を叩き出しています。
そして、この物語が今度は映画化されます。
監督は「バタアシ金魚」「きらきらひかる」などの松岡錠司、脚本は大人計画の松尾スズキ。
キャストは、ボク役にオダギリジョー、オカン役に樹木希林、オトン役に小林薫。
そしてオカンの若き日を、樹木希林の実子である内田也哉子が演じます。
●原作 |
●シナリオ |
●映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
公開:2007/4/14
監督:松岡錠司
脚本:松尾スズキ「東京タワー」
主題歌:福山雅治「東京にもあったんだ」
原作:リリー・フランキー「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
出演:オダギリジョー/樹木希林/内田也哉子/松たか子/小林薫
DVD:東京タワー オカンとボクと、時々、オトン [映画版DVD]
●舞台「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
日程:2007/6/29〜7/1 北九州芸術劇場(福岡)
2007/7/05〜16 天王洲 銀河劇場(東京)
2007/7/20〜22 シアター・ドラマシティ(大阪)
2007/7/24 愛知厚生年金会館(愛知)
2007/7/26 新潟市民芸術文化会館(新潟)
演出:G2
脚本:蓬莱竜太
出演:萩原聖人/加賀まりこ/石田ひかり/千葉雅子/三上市朗/八十田勇一
DVD:東京タワー オカンとボクと、時々、オトン [舞台版DVD]
●連続ドラマ「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
日程:2007/1/8〜3/19 フジテレビ
演出:久保田哲史/谷村政樹
脚本:大島里美
出演:速水もこみち/倍賞美津子/広田亮平/泉谷しげる/香椎由宇/平岡祐太
DVD:東京タワー オカンとボクと、時々、オトン [連ドラDVD]
●ドラマ「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
放送:2006/11/18 フジテレビ
演出:西谷弘
脚本:土田英生
出演:大泉洋/田中裕子/神木隆之介/蟹江敬三/広末涼子/大塚寧々/松金よね子/加藤治子
DVD:東京タワー オカンとボクと、時々、オトン [ドラマDVD]
●映画「東京タワー 」オフィシャルサイト
●フジテレビ「東京タワー 」オフィシャルサイト