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2007年3月25日
■第63回日本芸術院賞
日本芸術院は23日、芸術活動の功績を顕彰する2006年度の日本芸術院賞を発表しました。
日本芸術院賞は、芸術の分野で顕著な功績のあった人に贈られる賞。
今年も10人が選出され、三木卓・池田桂鳳・栗林義信の3人は、恩賜賞も贈られます。
演劇関係では、中村翫雀が受賞。
中村翫雀は、父で人間国宝の坂田藤十郎、祖父の故中村鴈治郎に続く、三代連続での受賞となりました。
授賞式は、6月に東京・台東区の日本芸術院会館で行われます。
▼第63回日本芸術院賞
土屋禮一:日本画。日展出品作「軍鶏」。
大津英敏:洋画。独立展出品作「朝陽巴里」。
瀬戸剛:彫塑。日展出品作「エチュード」。
森野泰明:工芸。日展出品作「扁壺 大地」
池田桂鳳:本名・池田修:恩賜賞。書。日展出品作「三諸」。
三木卓:本名・冨田三樹。恩賜賞。小説・詩歌・児童文学。文学の諸分野にわたる長年の業績。
栗林義信:恩賜賞。洋楽。オペラ界での活躍と長年の功績。
唯是震一:邦楽。国内外での箏曲演奏、作曲家としての実績や後進の育成。
山本東次郎:邦楽。狂言の伝承、普及を通じ能楽の発展に尽くした功績。
中村翫雀:演劇。歌舞伎俳優としての活躍。
■第62回日本芸術院賞(演劇関係の歴代受賞者も掲載)
■演劇賞
●日本芸術院オフィシャルサイト