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2007年2月14日
■第49回ブルーリボン賞
第49回ブルーリボン賞の受賞式が
13日、東京・内幸町のイイノホールで行われました。
在京スポーツ紙7社の映画担当記者で構成される東京映画記者会が選出するブルーリボン賞。
今年は、ジャニーズの木村拓哉が、
日本アカデミー賞で優秀主演男優賞の辞退を申し入れ話題となりましたが、
今回のブルーリボン賞でも、
主演男優賞にノミネートされた木村拓哉と岡田准一というジャニーズの2人が、ノミネート辞退を申し入れました。
選考する東京映画記者会は検討した結果、
当初の発表通り、木村・岡田を含め、ノミネートされた5人から賞を選出。
投票の結果、渡辺謙が最優秀賞に決まりました。
ジャニーズ所属俳優辞退の理由は、各種新聞報道に拠ると、
「お世話になった俳優との争いもさることながら、同じ事務所内のタレント同士で賞を争うのは本意ではない。
日本国内の賞レースには今後も参加する可能性は極めて低い」ということです。
新人賞を受賞した檀れいは、宝塚歌劇出身で、月組・花組で娘役トップを務めました。
塚地武雅は、お笑いコンビ"ドランクドラゴン"のボケの方です。
▼第49回ブルーリボン賞
作品賞:「フラガール」(李相日監督)
監督賞:西川美和「ゆれる」
主演男優賞:渡辺謙「明日の記憶」
主演女優賞:蒼井優「フラガール」「ハチミツとクローバー」
助演男優賞:香川照之「ゆれる」「出口のない海」「明日の記憶」
助演女優賞:富司純子「フラガール」「犬神家の一族」「寝ずの番」
新人賞:塚地武雅「間宮兄弟」
檀れい「武士の一分」
外国作品賞:「父親たちの星条旗」
特別賞:故今村昌平監督
▼第49回ブルーリボン賞 日本映画ベスト10
「明日の記憶」
「紙屋悦子の青春」
「かもめ食堂」
「嫌われ松子の一生」
「佐賀のがばいばあちゃん」
「博士の愛した数式」
「武士の一分」
「フラガール」
「雪に願うこと」
「ゆれる」
▼第49回ブルーリボン賞 外国映画ベスト10
「硫黄島からの手紙」
「王の男」
「カポーティ」
「グエムル 漢江の怪物」
「グッドナイト&グッドラック」
「太陽」
「父親たちの星条旗」
「ブロークバック・マウンテン」
「ホテル・ルワンダ」
「麦の穂をゆらす風」
「ユナイテッド93」
※同数得票があったため11作になっています