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2007年1月14日
■神保町花月
吉本興業は、7月に新劇場「神保町花月」を東京・神保町に開館すると発表しました。
「神保町花月」は、小学館が三省堂神田本店裏に建設している
「神保町シアタービル」(地下2階、地上6階建て)の中の、
2〜3階の吹き抜け部分に入るとのこと。
客席数は126の小劇場規模で、吉本の若手お笑い専門劇場になる予定のようです。
劇場上部の4階〜には、西大井にある吉本のお笑い養成所「吉本総合芸能学院」が移転し、
地下1〜2階は、デジタル対応の映画館「神保町シアター」が入る予定。
映画館は小学館が運営し、客席数100程度のミニシアターになる模様。
吉本興業は、昨秋「浅草花月」を開始しており、「神保町花月」がオープンすると
新宿の「ルミネtheよしもと」、渋谷の「ヨシモト∞ホール」と合わせ
東京で4つ目の劇場となります。
大正時代から戦中まで吉本の演芸場「神田花月」が神保町にあったそうですが、
三省堂神田本店の辺りといえば、神田書店街のまっただ中。
お笑いの劇場が街の雰囲気にそぐわないんじゃないかな、
とちょっと心配してしまいますが、大丈夫でしょうか?
吉本興業は、ワニブックスなどと共同出資で、出版子会社「ヨシモトブックス」を設立。
所属する芸人やタレントが原案を担当する、
青年向けのマンガ雑誌「コミックヨシモト」を今春に創刊する他、
「よしもと短編映画100本プロジェクト」と名付け、
30分程度の短編映画を100本製作することも発表しています。