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2006年10月31日
■国立能楽堂に座席字幕
国立能楽堂は国内で初めて、座席ごとに字幕を表示するシステムを導入します。
外国人はもちろん、日本人でも初心者にはわかりづらい印象のある能や狂言。
そこで国立能楽堂では、台詞や詞章、解説を表示する液晶画面を各席に設置しました。
画面は、各席の背もたれ後部に設置してあり、
ボタン操作で日本語・英語・非表示を選択できるそうです。
これまでも、海外公演や来日公演では字幕が使われたことはありますが、
1人1人が選択できる字幕システムというのは画期的ですね。
能を見慣れた常連の方は消しておけばいいのですし、
解説も挿入されるそうなので、
これまで敷居が高い感のあった初心者の方も入りやすくなったのではないでしょうか。
字幕の公式スタートは、11/17の定例公演から。
能楽堂サイトのお知らせで、座席字幕の写真が見られます。