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2006年10月10日
■googleがYouTubeを買収
googleは、オンライン動画共有サイトYouTubeを16億5000万ドルで買収すると発表しました。
先週末に買収の噂が流れていましたが、アメリカ時間10/9には両社が発表。
とても早い動きに感じますね。
買収は株式交換によって行われるそうです。
オンラインビデオ市場におけるシェアが、45%にものぼるというYouTube。
テレビや映画などの映像が無断でUPされ、著作権の点から問題視されていましたが、
先月、YouTubeはWarner Music Groupと提携を発表、
さらに昨日はUniversal Music Group、Sony BMG Music Entertainment、CBSとも提携、
少しずつ合法化への道を歩んでいます。
そして今回googleに買収されたことで、さらに映画・音楽会社と提携しやすくなるでしょうし、
著作権問題の解決も進んでいきそうな感じがします。
一方、ユーザー側からみると、googleの検索機能が取り入れられることにより、
YouTubeの検索機能の向上を期待したいところですね。
YouTubeの後を追うように、
Yahoo!やMSN、askなども、投稿型の動画配信サイトを開設しましたが、
今回の買収により、同ジャンルではますますYouTubeの一人勝ちとなるでしょうか。
YouTubeユーザーの多くは日本からということですし、
あとはコンテンツの著作権を持つ日本企業の対応も注目ですね。
ちなみに、今回の件に関してYouTubeの創業者2名が、
くだけた感じのビデオメッセージを公開しています。