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2006年9月13日

■シアタークリエ

2005年3月、東宝本社ビル建て替えのため、48年の歴史に幕を降ろした芸術座。
2007年11月に完成予定の新ビル内に出来る新しい劇場名が「シアタークリエ」と発表されました。

これは、今日東宝が、新劇場名の発表、及びこけら落とし公演の製作発表を行ったもの。
東宝の発表によると、芸術座に変わる新しい劇場名は「シアタークリエ」
「クリエ」は、creation(創造)を省略した造語で、英語表記の際は「Theatre Creation」と表すそうです。

シアタークリエのキャパ(客席数)は611で、芸術座よりは100席以上少なくなります。
会場の前方はスロープ、後方は階段席で、計算された傾斜と座席の千鳥配列により、
舞台の見やすさ・客席との一体感が考えられたとのこと。
また、舞台上には直径9メートルの回り舞台を備えるそうです。

新ビルは地下3階〜地上18階建ての予定で、劇場は、新ビルの地下3階〜1階までとなり、
ビル上部2階〜18階までは、ホテル「レム日比谷」となるそうです。
2007年11月に完成予定。

また、劇場のオープンに合わせ、新システムによるチケット発売が開始される予定となっています。
これは、ネットを利用して空席状況を見ながら予約できたり、チケットのコンビニ受取や期日指定配送などが可能になり、
よりユーザーのニーズを考えられたものになる模様。

そして、シアタークリエのこけら落とし公演が、
三谷幸喜の書き下ろし「The Fearless Otojirou's Company-恐れを知らぬ川上音二郎一座-」
と、発表されました。
公演は2007年11〜12月、演出も三谷幸喜で、ユースケ・サンタマリアや常盤貴子が出演。
東宝サイトには、既に仮チラシもupされています。

2008年の正月公演には、森光子主演の「放浪記」公演が決まっているようですから、
こちらが新劇場第2弾公演となるのでしょうか。


「恐れを知らぬ川上音二郎一座 The Fearless Otojirou's Company」
日程:2007/11〜12 シアタークリエ(東京)
作・演出:三谷幸喜
出演:ユースケ・サンタマリア/常盤貴子/戸田恵子/堺雅人/堺正章/浅野和之/今井朋彦/堀内敬子/阿南健治/小林隆/瀬戸カトリーヌ/新納慎也/小原雅人
チケット:[ぴあ]

芸術座閉館 | 演劇ニュース(2005/3)
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「シアタークリエ」奥付

  • Posted : 2006年9月13日 17:36
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