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2006年9月12日
■Amazon Unbox
amazon.comで、動画配信サービスが9月7日に開始されました。
Amazon Unboxは、映画やテレビを配信するサービス。
映画では、20th Century Fox、Paramount Pictures、Sony Pictures、Universal Pictures、Warner Bros. Entertainmentなど大手配給会社が並び、
テレビもBBC、CBS、FOX、MTVなどの人気チャンネルが名を連ねています。
また、アメリカ以外の国々の企業とも提携が行われており、日本からはバンダイチャンネルのアニメ作品が配信を開始。
「機動戦士ガンダムSEED」などが既に販売されています。
このAmazon Unboxは、他の動画配信サービスとの差別化を図るため
特に画質にこだわっているそうで、DVDレベルの画質で提供するとのこと。
そのためか、動画は専用の「Amazon Unbox Video Player」でのみ再生が可能で、
OSはwindows XPにしか対応しておらず、シェアの大きいiPodなどでは利用できません。
世界的に見ると、現在はappleのiTMSが一人勝ちの様相ですから、
これに真っ向勝負という意味合いなのでしょうね。
・・・ということは、次は音楽配信かな?
とはいえ、これは米amazon.comのことですし、こうした動画配信サービスは、既に日本でも多数行われていますよね。
しかしamazonの開始したこのサービスは、かなりの規模という感じで、
日本のamazonでも同様のものが開始されるのか気になるところです。
日本の動画配信サイトでは、完全無料のGyaoが首位を走っていますし、
音楽のダウンロードでも、携帯電話でのダウンロード販売はオリコンもランキング公開を発表しましたが、PC向けはまだ利用者が少ないので見送るとのこと。
どうも日本では、携帯電話ではネットサービスにお金を払っても、PCでは払わない、という風潮が変わっていない感じがします。
著作権・肖像権に関する法整備の遅れもありますし、その辺り考えると、世界中のamazonで同様のサービスが導入され、最後に日本、というiTunesと同じような感じになるのでしょうか。