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2006年9月20日
■19回目の東京国際映画祭ラインナップ
10/21〜六本木ヒルズと渋谷Bunkamuraの2箇所をメイン会場に、
第19回東京国際映画祭が開催されます。
今年で19回目を迎える東京国際映画祭。
昨日19日には、7月に続く2度目の記者会見が都内で開催され、概要などが発表されました。
昨年、最高賞の名称が「東京サクラグランプリ」に改称されたコンペティション部門。
今年は世界各国から15作が出品され、
うち日本映画は、阪本順治監督「魂萌え!」と、山下敦弘監督「松ケ根乱射事件」の2作品。
各賞は、映画祭最終日の29日に発表されます。
しかし、ちょっとハプニングも。
先の会見で発表されていたコンペの国際審査委員長のクロード・ルルーシュ監督が
自作の撮影が延びているため、審査委員長を辞退。
現在、代役を探しているということで、開幕1ヶ月前にして心配ですね。
また、一昨年創設され、今年で第3回となる黒澤明賞には、
今映画祭でクロージング作品にも選ばれた「犬神家の一族」の市川崑監督と、
「カッコーの巣の上で」「アマデウス」などのミロス・フォアマン監督が受賞。
こちらも、最終日に授賞式が行われます。
ちなみに、1973年のミュンヘン・オリンピック記録映画「時よとまれ、君は美しい」では、
8人の監督がオムニバス形式で撮影、ミロス・市川両監督も競作しています。
映画祭のオープニング作品はクリント・イーストウッド監督「父親たちの星条旗」
前夜祭の特別上映作品には山田洋次監督「武士の一分」
その他、特別招待作品25本、アジアの風部門35本、日本映画・ある視点部門は10本の作品を上映予定。
特集上映は、昨年に引き続き行われるアニメ上映企画「animecs TIFF」の他に、
「今村昌平追悼特集」「市川崑特集」が予定されています。
▼第19回東京国際映画祭
日程:10/21〜29 六本木ヒルズ/Bunkamura
チケット:[ぴあ]
●オフィシャルサイト
■第18回東京国際映画祭
■第17回東京国際映画祭
※2006/10/30追記
映画祭が閉幕、各賞が発表されました。
■第19回東京国際映画祭 | 演劇ニュース