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2006年8月13日
■由美子へ
1985/8/12の日航ジャンボ機事故で亡くなった元タカラジェンヌ北原瑶子の母、吉田公子が、
北原瑶子の生い立ちや、娘への思いをつづった本「由美子へ」を出版しました。
1985年の日航機御巣鷹山墜落事故で、坂本九が亡くなったのは皆様ご存じと思いますが、
この事故では、元タカラジェンヌで女優の北原瑶子も他界しています。
北原瑶子は、高校を2年生の時に中退して宝塚音楽学校に入学し、1981年に宝塚入団。
同期には、涼風真世・真矢みき・黒木瞳・梨花ますみ・毬藻えりなど、
そうそうたる顔ぶれが並んでいます。
北原瑶子は雪組に配属、娘役として活躍しましたが、1984年に退団。
退団後も女優として活動しており、
事故の当時は24歳で、大阪へ向かう途中だったそうです。
この北原瑶子の母・吉田公子が、
娘への思いをつづった書籍「由美子へ」を出版しました。
(由美子は北原瑶子の本名)
母の口述をまとめた形の本で、
北原瑶子の生い立ちからの思い出、娘への思いなどが記されています。
また巻末には、同期で仲も良かった黒木瞳が
「あなたの分まで生きる」とメッセージを寄せています。