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2006年7月19日
■第58回サントリー地域文化賞
サントリー文化財団が贈る「サントリー地域文化賞」が発表され、
西塩子の回り舞台保存会など5組が受賞しました。
サントリー地域文化賞は、同財団創立の1979年に制定された、
音楽、演劇、美術、歴史・伝統継承、国際交流、コミュニティ活動などを通じて、
地域文化の発展に貢献した個人または団体を顕彰するもの。
今年で58回目を迎えます。
今回受賞した、茨城県常陸大宮市の「西塩子の回り舞台保存会」（大貫信正会長）は、
西塩子地区に残されていた江戸時代後期の歌舞伎舞台で、
現存する中では日本最古の組み立て式回り舞台。
舞台中心部にある円形の舞台が回り、一瞬にして場面を変えられる特徴があるそうです。
回り舞台保存会は、1994年に回り舞台を復活させるため地区住民により発足。
1997年、50年ぶりに舞台を組み立てたのを皮切りに、
地芝居の一座「西若座」も結成し、原則として3年に1度組立て、
地芝居の公演やコンサートなどが行われています。
回り舞台は今年も組み立てられ、10月に公演が行われる予定。
●第58回サントリー地域文化賞
・大曲の花火 （秋田県大仙市）
・西塩子の回り舞台保存会 （茨城県常陸大宮市）
・福岡町つくりもんまつり （富山県高岡市）
・白峰・桑島地区の雪だるままつり （石川県白山市）
・大原美術館ギャラリーコンサート （岡山県倉敷市）
■渋谷公会堂から回転舞台が消える
■演劇賞
■演劇用語 盆
●常陸大宮市 西塩子の回り舞台 今秋組立・公演決定
●常陸大宮市 西塩子の回り舞台