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2006年6月 6日
■浅草に芝居小屋を
江戸時代のように浅草に芝居小屋をつくろうと、
「浅草に江戸芝居小屋をつくる会」が立ち上げられました。
江戸時代、浅草猿若町(今の東京都台東区浅草6丁目辺り)は
歌舞伎の江戸三座などの芝居小屋が立ち並び、芝居の町として栄えていました。
江戸の頃にあったような常設の芝居小屋を再び浅草につくろうと、
「浅草に江戸芝居小屋をつくる会」が立ち上げられました。
会の代表発起人に就任したのは、
台東区や浅草観光連盟などが作った「浅草地区観光まちづくり推進協議会」の永野章一郎会長、
2003/10には浅草寺境内仮設テントで平成中村座の公演も行った中村勘三郎、
江戸東京博物館の竹内誠館長の3人。
その他発起人には、串田和美、三谷幸喜、野田秀樹、立川談志など舞台関係者が名を連ねています。
構想では、小屋は歌舞伎・演劇・落語と多岐に使用できるキャパ1,000人程の規模で、
正面外壁は瓦を使い、江戸風の趣をもたせたいとのこと。
候補地は、浅草寺の二天門と隅田公園に挟まれた位置の、都立産業貿易センター台東館が挙げられています。
5/25には浅草ビューホテルで決起大会が開かれ、署名と募金の活動を開始しました。
今後は、まず10万人を目標に署名を集め、台東区から建設予定地を借り、
NPO法人を立ち上げて資金を募り、2009年の完成を目指すとのこと。
webでは、浅草観光連盟のサイトから署名することができます。