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2006年4月29日
■オペラ座で歌舞伎上演
2007年3月、フランスのオペラ座で初めて歌舞伎が上演されることが決まり、
28日、東京・帝国ホテルで製作発表が開かれました。
2004年10月、市川海老蔵襲名披露がパリの国立シャイヨー劇場で行われ、
これを観劇したオペラ座バレエ団の芸術監督ブリジット・ルフェーブルが感銘を受け、
オペラ座側が歌舞伎公演を希望し、2005/1に正式にオファー。
2007年3月のオペラ座公演が決定しました。
上演のタイトルは「パリ・オペラ座 松竹大歌舞伎」
演目は成田屋のお家芸である「歌舞伎十八番」の一つ「勧進帳」と「紅葉狩」
これに、フランス語による「口上」も盛り込まれる予定。
出演は市川団十郎、市川海老蔵、市川亀治郎。
「勧進帳」では、弁慶と富樫を市川團十郎・海老蔵の父子ダブルキャストで務めます。
市川団十郎、市川海老蔵にとっては、前述の襲名披露公演以来のフランス公演。
1875年に創られた、世界でも最も伝統ある劇場の一つ、
オペラ座で歌舞伎が上演されるのは史上初となります。
白血病の再発で休養していた団十郎は、最近は検査の結果も良好で
5月1日の歌舞伎座が復帰の舞台となる予定になっています。
※追記
小学館「シリーズ歌舞伎」よりDVD&BOOKが2008/5/20に発売されました。
公演の模様などを収録したDVDと、
インタビュー・公演記・台本などを掲載した書籍のセットです。
●市川團十郎・市川海老蔵 パリ・オペラ座公演 勧進帳・紅葉狩
■歌舞伎
●オペラ座オフィシャルサイト
●フランス政府観光局(日本語)