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2006年2月19日
■第56回ベルリン国際映画祭
第56回ベルリン国際映画祭の授賞式が18日行われました。
最高賞の金熊賞は、
Jasmia Zbanic監督(ヤスミラ・ジュバニッチ監督)の「Grbavica」(グルバビツァ)が選ばれました。
ジュバニッチは女性の監督で、同作品は同監督の長編映画デビュー作。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の傷跡を通じて母と娘の葛藤を描いた作品です。
日本関連では、
浅野忠信が出演しているタイ映画「インビジブル・ウエーブズ」(ペンエーグ・ラッタナルアーン監督)、
真田広之が出演の中国映画「PROMISE」(チェン・カイコー監督)などは受賞を逃していますが、
青少年部門で藤竜也主演の日本・カナダ合作映画「KAMATAKI」(クロード・ガニオン監督)が
特別賞に選出されています。
その他受賞結果は以下の通りです。
第56回ベルリン国際映画祭
▼金熊賞(最優秀作品賞):Golden Bear
・「グルバビツァ」ヤスミラ・ジュバニッチ監督(ボスニア):「Grbavica」Jasmia Zbanic
▼銀熊賞(審査員特別大賞):The Jury Grand Prix - Silver Bear
・「ソープ」ペルニレ・フィッシャークリステンセン監督(デンマーク/スウェーデン):「A Soap」Pernille Fischer Christensen
・「オフサイド」ジャファル・パナヒ監督(イラン):「Offside」Jafar Panahi
▼監督賞:Silver Bear For Best Director
・「ロード・トゥー・グアンタナモ」マイケル・ウィンターボトム監督/マット・ホワイトクロス監督(イギリス):「The road To Guantanamo」Michael Winterbottom/Mat Whitecross
▼最優秀女優賞:Silver Bear For Best Actress
・ザンドラ・ヒュラー「レクイエム」(ドイツ):Sandra Huller「Requiem」
▼最優秀男優賞:Silver Bear For Best Actor
・モーリッツ・ブライプトロウ「エレメンタリー・パーティクル」(ドイツ):Moritz Bleibtreu「The elementary Particles」
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■第55回ベルリン国際映画祭