広告
2006年1月31日
■2005年映画興収ベスト10
日本映画製作者連盟は、2005年の映画興行収入成績を発表。
興収は、前年比6%減の1,981億6,000万円で、3年ぶりに2,000億円を下回ったと発表しました。
一昨年(2004年)は、「ハウルの動く城」の大ヒットもあって過去最高の興収約2,109億円を記録した映画界。
昨年(2005年)は、興収100億円を超えた映画が「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」1作だけと大ヒット作が少なく、
興行収入が1,981億6,000万円で前年比6%減、
入場客数も1億6,045万人で前年比5.7%減(約1,000万人減)に終わりました。
内訳を見ると、邦画は前年比3.4%増の818億円の興収、
興収全体の比率でも1997年以来8年ぶりに40%を超える41.3%を獲得するなど、
相変わらず人気を伸ばしています。
一方の洋画は、前年比155億円のマイナス。
近年のハリウッド映画不振が、そのまま日本にも影響を及ぼしている感じですね。
洋画:邦画の興収比率が58.7:41.3ですから、
このままだと近いうちに逆転・・・なんてことも考えられますね。
ちなみに、邦画興収ベスト10のうち、なんと9作が東宝の配給作。
先週、メルマガの後書きにも書きましたが、
ミュージカルでも東宝が独占しており、ここまでの一人勝ちはちょっと危険な感じも。
今年は他社からのヒット作も生まれると良いのですが・・・
▼2005年興行収入ランキング・邦画
1.ハウルの動く城
2.劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ
3.交渉人 真下正義
4.NANA -ナナ-
5.容疑者 室井慎次
6.電車男
7.ALWAYS三丁目の夕日
8.北の零年
9.ローレライ
10.星になった少年
▼2005年興行収入ランキング・洋画
1.ハリー・ポッターと炎のゴブレット
2.スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐
3.宇宙戦争
4.チャーリーとチョコレート工場
5.Mr.インクレディブル
6.オペラ座の怪人
7.ターミナル
8.オーシャンズ12
9.私の頭の中の消しゴム
10.四月の雪