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2006年1月14日
■「白夜の女騎士」20年ぶり再演
野田秀樹作「白夜の女騎士(ワルキューレ)」は、劇団夢の遊民社が1985年に初演した
北欧神話に登場する女騎士ワルキューレをメインにした歴史的幻想劇。
ワーグナーの「ニーンベルグの指環」をモチーフにした
「石舞台星変化(ストーンヘンジ)」3部作の第1作として書かれたもので、
翌1986年にも再演されましたが、その後再演はなく野田秀樹の伝説的な名作と言われています。
同作品が、ジャニーズ・嵐の松本潤主演、蜷川幸雄演出で20年ぶりの舞台化が決まりました。
蜷川幸雄が野田作品の演出を手がけるのは、1999年の「パンドラの鐘」以来2度目。
松本潤は、昨年「エデンの東」での初舞台に続く2度目の舞台主演で、蜷川演出作品の出演は初めて。
稽古は4月から始まる予定。
●「白夜の女騎士(ワルキューレ)」
日程:2006/5/7〜30
会場:Bunkamuraシアターコクーン(東京)
演出:蜷川幸雄
原作:野田秀樹
出演:松本潤/鈴木杏/勝村政信/杉本哲太/山口沙弥加/持田真樹/濱田マリ
ちなみに今年、蜷川幸雄演出作では「エレンディラ」も上演が決まっています。
これはコロンビアの作家ガルシア・マルケスの原作で、音楽はマイケル・ナイマン。
主演は中川晃教で、中川晃教にとっては初のミュージカル以外の舞台となりそうです。
※追記
■エレンディラ | 演劇ニュース
●書籍「白夜の女騎士(ワルキューレ)」野田秀樹
●書籍「エレンディラ」G・ガルシア・マルケス