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2005年12月 6日
■上方伝統芸能教室
大阪に上方歌舞伎や文楽、能楽などを学べる「上方伝統芸能教室」(仮称)を
2008年春に開設する方針を、関西経済連合会の秋山会長が明らかにしました。
「上方伝統芸能教室」は、関西発祥の伝統芸能を学べる施設になる予定で、
所作や化粧、伝統芸能に使われる楽器の演奏などを実体験できたりといった案が出ているそうです。
将来は、地域の小中学校の教育課程に取り入れてもらえることも視野に入れているようですが、
当面は一般向け教育施設とする模様。
一般向け教育施設と言うと、誰でも訪れれば触れたり体験できたりする形式になるのでしょうか?
学校の教育課程に組み込むことも視野に入れているということは、
伝統芸能の学校というような形ではなさそうな感じですが、どうなるでしょうか。
来年早々に、先日231年ぶりに上方歌舞伎の名跡を襲名した坂田藤十郎や、
文楽の竹本住大夫、能楽の片山九郎右衛門を顧問に迎え、
上方伝統芸能教室プロジェクト検討委員会を発足させる模様。
施設は、大阪市福島区の大阪大学病院跡地、
福島1B街区にできる商業棟に400平方メートル程度のスペースを確保。
2008年春を目標に開設する計画とのことです。