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2005年11月 3日
■2005年秋の叙勲
政府は3日付で、2005年秋の叙勲受章者4028人を発表。
俳優では、草笛光子が旭日小綬章を受賞しました。
今回最高位の旭日大綬章には、
芦田甚之助・元連合会長、安西邦夫・東京ガス会長、中沖豊・元富山県知事、中村正三郎・元法相、
藤井正雄・元最高裁判事、深沢武久・元最高裁判事、槙原稔・元三菱商事会長、森田一・元運輸相
の8人が選ばれました。
瑞宝大綬章には、戸張正雄・元国立国会図書館長が選ばれました。
民間人の受章者は過去最多の1706人で、全受章者に占める全体の割合も過去最高の42%。
女性の受章者は330人で全体の8%。
内訳は、旭日章906人、瑞宝章3122人の計4028人。
大綬章9人、重光章45人、中綬章293人、小綬章908人、双光章1651人、単光章1122人。
大綬章と重光章の受章者は、7日皇居で親授式、伝達式が行われ、
中綬章以下は8日〜10日までに各省庁で伝達されます。
芸術・芸能関連では、陶芸作家の酒井田柿右衛門らが旭日中綬章を、
女優の草笛光子、ジャズ・サックス奏者の渡辺貞夫、
「わらびのこう 蕨野行」などの映画監督恩地日出夫、歌人の篠弘らが旭日小綬章を受賞しました。
旭日小綬章を受けた女優・草笛光子は、1933年横浜生まれ。
1950年に松竹歌劇団(SKD)に入団。
1953年には松竹映画でもデビュー。
ミュージカルでは、「ラ・マンチャの男」「王様と私」などが有名。
以後、舞台・映画・テレビと幅広い分野で活躍、
これまでに、芸術祭賞や紫綬褒章も受賞しています。
来年2月には、6種類ものダンスを踊る舞台「6週間のダンスレッスン」に出演予定です。