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2005年10月15日
■第53回菊池寛賞
日本文学振興会が主催する、第53回菊池寛賞の受賞者が発表され
演劇関連では蜷川幸雄が受賞を果たしました。
菊池寛賞は、菊池寛が各方面に遺した功績を記念するための賞で、1952年に制定されたもの。
菊池寛が生前関係の深かった文学、演劇、映画、新聞、放送、などの分野で
その年度に最も清新かつ創造的な業績をあげた人、或いは団体を対象に贈られるもの。
53回目を迎える今回は、「歌舞伎座7月公演「NINAGAWA十二夜」において、
シェイクスピアと歌舞伎を見事に融合させた画期的な舞台を創造。
歌舞伎の可能性を飛躍させた演出に対して」蜷川幸雄に贈られたのをはじめ、
「JR福知山線脱線事故に際し救援に駆けつけた多くの人々の代表として、
社員が迅速に負傷者の救助活動に当たった」日本スピンドル製造株式会社、
「乾坤の夢」「薩南示現流」などの歴史小説を書いた津本陽など
6個人・団体が受賞しました。
贈呈式は12/2、東京・虎ノ門のホテルオークラにて。
第53回菊池寛賞
・津本陽
・蜷川幸雄
・黒田勝弘
・テレビマンユニオン
・野見山暁治、窪島誠一郎の戦没画学生慰霊美術館「無言館」
・日本スピンドル製造株式会社