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2005年10月30日
■第18回東京国際映画祭
第18回東京国際映画祭が閉幕し、各賞が発表されました。
コンペ部門は65カ国から586作品が集まり、
ノミネート15作品に、アジアの風部門作品賞を加えた16作で争われました。
最高賞の東京サクラグランプリは、日本作品の「雪に願うこと」(根岸吉太郎監督)が受賞。
「雪に願うこと」は、東京サクラグランプリ以外にも監督賞、男優賞(佐藤浩市)を受賞。
観客賞にも決まり、同映画祭では初の4冠を達成しました。
日本映画のグランプリ受賞は、第1回(1985年)「台風クラブ」(相米慎二監督)以来20年ぶり2回目。
監督賞の日本人受賞は初。
男優賞を受賞した佐藤浩市は、役所広司・香川照之に次いで3人目。
またこの日は、クロージング作品として日韓合作の「力道山」(ソン・へソン監督、2006/3/4公開)を上映。
出演者のソル・ギョング・中谷美紀・萩原聖人・藤竜也なども列席しました。
この映画は、先日急逝した橋本真也の遺作にもなっています。
第18回東京国際映画祭
▼コンペ部門
●東京サクラグランプリ
雪に願うこと
●審査員特別賞
女たちとの会話
●最優秀監督賞
根岸 吉太郎(雪に願うこと)
●最優秀女優賞
ヘレナ・ボナム・カーター(女たちとの会話)
●最優秀女優賞
ジン・ヤーチン(私たち)
●最優秀男優賞
佐藤 浩市(雪に願うこと)
●観客賞
雪に願うこと
●最優秀芸術貢献賞
ドジョウも魚である
▼アジアの風
最優秀アジア映画賞
細い目
●スペシャル メンション
一緒にいて
▼日本映画・ある視点
●作品賞
カミュなんて知らない
●特別賞
スキージャンプ・ペア 〜Road to Torino 2006〜