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2005年7月14日
■「火曜サスペンス劇場」今秋放送終了
2時間ドラマの代名詞とも言える
日本テレビ「火曜サスペンス劇場」が9月末で終了の模様です。
テレビ朝日の「土曜ワイド劇場」に続き、
1981/9/29に放送が始まった日本テレビ「火曜サスペンス劇場」
ここ数年は10%台前半の視聴率が続いたそうで、終了が決まったようです。
既に新作の収録は行われていないそうで、9月の改編前で終了の見込み。
10月からは単発の2時間ドラマとして残す予定のようですが、詳細は未定の模様。
報道や日テレのコメントを見ると、
サスペンスが時流に合わない、というような雰囲気で伝えられていますが
小説や映画をみると、広義のミステリタッチのものが大人気なだけに、どうなのでしょうか。
制作側は「肩のこらない作品を」という感じなのかと思いますが
サスペンス自体が廃れたのではなく、
少し見れば結末までわかるようなマンネリ化した作品を2時間も見る人が減っただけのような・・・
とは言え、二桁の視聴率を取っているのですから、充分のような気もします。
しかし日テレは、つい一昨年くらいまで視聴率三冠王だったのが
昨年はフジに逆転され、今年はゴールデンでテレ朝・TBSにも破れたと報じられています。
火サス終了も、この影響でのテコ入れなのかと思いますが
日テレで考えれば、それよりも巨人戦が足を引っぱっているのが大きいような。
巨人戦は、6月以降ほとんど一桁の視聴率。
最近も、7/12は6.2%、7/13は6.2%という低視聴率を叩きだしています。
なんだかんだありつつも、結局昨年同様に放送されている巨人戦ですが
来年以降は本当にどうなるかわかりませんね。
この火サス終了が関係あるのかどうかわかりませんが
今年に入って人気シリーズがいくつかDVD化されています。
●火曜サスペンス劇場DVD