広告
2005年6月29日
■松本幸四郎ミュージカル出演通算2,000回
松本幸四郎は、1965年初演の「王様と私」以来ミュージカル出演40年。
当時はまだ市川染五郎の名前で、歌舞伎俳優がミュージカルに出演すること自体珍しい時代でした。
「ラ・マンチャの男」は、1969年に初演。
この日の帝国劇場千秋楽で上演1,086回を達成、
同一俳優主演のミュージカルの日本最高記録を更新しています。
ちなみに、ストレート演劇を含めた同一主演俳優の舞台作で言うと
森光子主演「放浪記」の1,795回がトップになります。
松本幸四郎は、「王様と私」ではイギリスの舞台も踏んでいますし、
1970年には「ラ・マンチャの男」で、
ブロードウェイでこれまで日本人として唯一の主演をも務めています。
公演の千秋楽と自身のミュージカル出演2,000回という記念公演となったこの日は、
「見果てぬ夢」の英語バージョンの披露や、
娘で共演した松たか子や、演出補佐の松本紀保から花束の贈呈もあったようです。
松本幸四郎出演歴
「王様と私」 1965/4−1980/11(271回)
「心を繋ぐ6ペンス」 1966/7−1967/5(137回)
「屋根の上のヴァイオリン弾き」 1967/9−1967/10(75回)
「ラ・マンチャの男」 1969/4−2005/6(1,086回)
「歌麿」 1972/5−1972/6(89回)
「スウィーニィ・トッド」 1981/7−1981/8(80回)
「ゼアミ」1990/8−1991/9 (55回)
「王様と私」英国公演 1990/9−1991/3(207回)
●ギャルソンになった王様 |
●古畑任三郎 すべて閣下の仕業 |