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2005年4月16日
■宝塚&歌舞伎 夢の共演
今夏、大阪・梅田芸術劇場で、宝塚と歌舞伎が共演する舞台が上演されるそうです。
史上初となる夢のコラボレーションは、
大阪・梅田芸術劇場ドラマシティの平成若衆歌舞伎「花競(はなくらべ)かぶき絵巻」(8月6、7日)で実現する。
夢の舞台が誕生する。宝塚歌劇団といえば、世界で唯一の女性ばかりの劇団。
一方の歌舞伎は、400年以上の歴史を持ち、日本が世界に誇る文化だ。
その2つが合体した史上初の試みが8月に実現する。
今回、梅田芸術劇場とタカラヅカが同じ阪急東宝グループであることから異例のコラボが実現。
平成若衆歌舞伎が"上方"にこだわっていることから芝居、歌、ダンスの3拍子そろった実力派に加え、
大阪府岸和田市出身で関西弁を操る霧矢大夢に白羽の矢が立った。
タカラジェンヌを迎える形の歌舞伎は、2002年に片岡秀太郎のプロデュースで始まった平成若衆歌舞伎のメンバー。
主演は秀太郎の息子で、本紙で「気まぐれ愛之助日記」(関西面コラム)を執筆する歌舞伎俳優の片岡愛之助。
映画「シベリア超特急5」にも主演するなど、外部での活躍も目覚ましい歌舞伎界若手実力派の注目株だ。
また上方歌舞伎塾出身の若手歌舞伎俳優らが脇を固める。
歌舞伎は400年前に出雲阿国が京都・四条河原でかぶき踊りを始めたのが起源。
今回上演される「花競かぶき絵巻」は、
歌舞伎の祖で男装の麗人・出雲阿国の一座(女歌舞伎)と若衆歌舞伎との対立や恋が描かれる。
霧矢が阿国を、愛之助が若衆歌舞伎のリーダーを演じる。
歌舞伎とタカラヅカが融合した作品らしく、歌舞伎の約束事を守りながらも、
随所にタカラヅカテイストが盛り込まれている。
今回、音楽もタカラヅカの作曲家が起用される予定。もちろん、霧矢の歌も披露される。
(デイリースポーツ4/14)
どんな舞台になるのか想像もつきませんが、女ばかりの宝塚と、男ばかりの歌舞伎。
これらが同じ舞台に共存するというだけで驚愕ですね。
デイリーの記事では梅田芸術劇場とだけ書いてありますが、
宝塚サイトを見るとシアタードラマシティと記述があるので
メインホールではなく、シアタードラマシティにて上演されるようです。
しかし、今回行われるのは僅か4公演。
8/6 12:00/16:00
8/7 11:00/15:00
歌舞伎・宝塚両方のファンが参戦しての、かなり激しいチケット争奪戦となりそうですし、
伝説の舞台となりそうですね。