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2005年3月22日

■みゆき座で閉館記念名作上映会

4月に閉館、改築される東宝本社ビル内の映画館「みゆき座」「日比谷映画」と、劇場「芸術座」。
芸術座では、森光子主演の最終公演「放浪記」が上演されていますが、
映画館・みゆき座では3/26〜閉館記念名作上映会が行われます。

1957年に東宝本社ビル内にオープンした映画館「みゆき座」「日比谷映画」
みゆき座は3/31、この記念上映会を最後に50年近い歴史に幕を閉じます。
入場料は、開館当時と同料金の¥300(指定席¥500)

「"さようなら"日比谷映画 "ありがとう"みゆき座・閉館記念名作上映会」上映予定作品
3/26・3/28 サイダーハウス・ルール
3/26・3/29 スクール・オブ・ロック
3/26・3/29 フィラデルフィア
3/26・3/29 恋愛小説家
3/27・3/30 博士の異常な愛情
3/27・3/30 リバー・ランズ・スルー・イット
3/27・3/30 ロミオ&ジュリエット
3/27・3/31 ナチュラル
3/28・3/31 ロミオとジュリエット
3/27・3/31 ジョニーは戦場へ行った


一方、日比谷映画は、現在上映中の「あずみ2〜Death or Love」が最終上映作品で4/8に閉館。
芸術座は、3/27の「放浪記」公演が最終公演となります。

そして、今回のビル改装等で、日比谷地区・東宝系の劇場名称がいくつか変更されます。
「みゆき座」の名前は、現在の「日比谷スカラ座2」に引き継がれ、名前だけは残ることになっています。
これに伴い、現在の「日比谷スカラ座1」は「日比谷スカラ座」に。
現在改装中の、有楽町マリオン前「ニュー東宝シネマ」は改装後「有楽座」に。
「有楽座」は、1984年まで日比谷にあった大劇場の名前で、こちらは名称復活という趣です。

「放浪記」に主演している森光子も、芸術座の名前がなくなることを惜しんでいましたが、
改装は仕方ないこととしても、歴史ある劇場が消滅してしまうのはちょっと寂しい気がします。
特に映画館は、最近はシネコンが全盛で、昔からある大劇場が次々と姿を消しています。
スクリーンサイズこそ小さいですが、音響や設備など古い大劇場より優れた施設も多く、
都心の大劇場は、ますます苦戦を強いられていくのでしょうか。
私自身もマリオンなどまで映画を観に行くこともなくなってしまいましたし、
時代の流れと言えばそれまでですが、やっぱりちょっと残念な気もしてしまいます。

みゆき座オフィシャルサイト
放浪記 芸術座

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「みゆき座で閉館記念名作上映会」奥付

  • Posted : 2005年3月22日 19:27
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