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2005年3月30日
■梅田コマ劇場49年の歴史に幕
昨日29日の北島三郎特別公演で大阪市北区の梅田コマ劇場が49年に渡る同劇場の歴史に幕を降ろしました。
1956/11に開場した梅田コマ劇場。
1992/9には、移転に合わせて一度は閉鎖されましたが
1992/11には「劇場飛天」と改名して再開場。
2000/4には名前を「梅田コマ劇場」に戻していました。
これまで、大衆演劇や演歌ショーなどで関西の中心地として栄えていましたが
今後はクラシックやバレエ公演なども催す予定で、既に改装工事済み。
4/1からは、「梅田芸術劇場メインホール」と名称を変え
4/2に宝塚OGの鳳蘭、大路三千緒、榛名由梨などが出演する
「桜絵巻狸源氏」「ショー・イズ・オン」で再び幕を開けます。
今回の名称変更は、劇場の運営会社がコマから阪急に変わることに伴うもので、
阪急は、シアター・ドラマシティと併せて買収済み。
コマは、アミューズ・阪急と業務提携を果たしており、
コマ劇場自体は、新宿のコマ劇場・コマ東宝劇場・シアターアプルのみが直営の劇場になるようです。
つい先日、東京では芸術座も48年間の歴史に幕を降ろしたばかりで
東西で、歴史ある大衆演劇の拠点が閉館してしまったことになりますね。
芸術座も改装後は名称が引き継がれないようで、ちょっと寂しい感じがしてしまいます。
●梅田芸術劇場 こけら落とし公演
4/2〜4/11
出演:鳳蘭/大路三千緒/榛名由梨/汀夏子/安奈淳/峰さを理/平みち/若葉ひろみ/こだま愛/麻路さき/月影瞳/淡島千景
第1部「桜絵巻狸源氏」
作・演出:植田紳爾
演出: 酒井登夫、三木章雄
第2部「ショー・イズ・オン」
構成・演出:酒井澄夫、三木章雄