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2004年12月 7日
■三和酒類、大分県立総合文化センターの命名権購入
焼酎「いいちこ」で有名な三和酒類が、大分県から文化ホールの命名権を取得します。
プロ野球で話題の命名権(ネーミングライツ)。
グリーンスタジアム神戸が「ヤフーBBスタジアム」だったり
オリックス2軍が穴吹工務店と契約し「サーパス神戸」になったり、
最近では、西武が2軍のネーミングライツの売却を含めたスポンサー契約を目指したりと
けっこう盛んに活用されていますね。
(しかし、バファローズのネーミングライツはオーナー会議の同意を得られず撤回、
結局今年の合併劇となってしまったわけですが・・・)
今回大分県立総合文化センターのネーミングライツを取得するのは、
焼酎「いいちこ」で有名な三和酒類。
三和酒類は大分県宇佐市にある企業で
ホールの名前には、「いいちこ」が使用される見込みのようです。
ところで「いいちこ」とはどういう意味なんだろう?と思い
ちょっと調べてみたところ
「〜ちこ」は大分北部で使われる強調表現の方言で、
大分の他の地域で使われる「〜ちゃ」と同じようなものだそうです。
ですから「いいちこ」は「いいですよ」という感じの意味合いということですね。
そして焼酎としての名前は、
1979年の焼酎発売時に三和酒類がネーミングを公募して決められたそうです。
すっかり固有名詞として定着した感のある「いいちこ」ですが、立派な意味あいがある模様。
日本語はおもしろいですね。
※追記
「大分県立総合文化センター」は「iichiko総合文化センター」となりました。
各ホールの名称も「iichikoグランシアタ」「iichiko音の泉ホール」となっています。