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2004年12月12日
■ナゴムレコード全作CD化
ナイロン100℃の主催者として、
今や演劇界でも大きな存在となったケラリーノ・サンドロヴィッチ。
そのKERAが1983年頃立ち上げたインディーズレーベル「ナゴムレコード」全作が
UKプロジェクトより、来春順次CD化されるようです。
1980年代、ほこ天やイカ天などで盛り上がったインディーズ音楽業界の中でも
一際異彩を放つ、いわゆるアングラ・サブカル的な面々が集まったレーベル・ナゴムレコード。
KERAが率いていた有頂天は、ラフィン・ノーズ・ウィラードと並び、インディーズ御三家のように称されていました。
(何か呼称があったような・・・)
ナゴムレコードには、有頂天をはじめ
『たま』『筋肉少女帯』『死ね死ね団』『ばちかぶり(田口トモロヲのバンド)』『人生(後の電気グルーヴ)』
など、後にメジャーでも人気を博した、そうそうたるメンバーが名を連ねています。
大槻ケンジやピエール瀧などを思いだしてもらえれば、
ご存じない方でも、そのサブカル的雰囲気をわかっていただけるのではないでしょうか。
しかし「全作CD化」というのは、本当にすべてがCD化されるのでしょうか?
特に筋少あたりは、放送禁止のような曲もいくつかあったような気がするのですが・・・
と、ちょっと調べていたら
空手バカボン(KERA/大槻ケンヂ/内田雄一郎)や戸川純、ZELDA、黒木香、
マイナー時代のSOFT BALLETなどの80年代邦楽コンピアルバム
「DJロマンポルシェ。のNEW WAVE愚連隊 Vol.2(邦楽編)」
なんてものも発売されていました。
これはかなり気になる・・・
それから、ナゴムレコードの伝説については
「ナゴムの話―トンガッチャッタ奴らへの宣戦布告」という書籍も刊行されていました。
これも一度は読んでみたい・・・
なんてことを言っていると、ナゴムが全作発売されたら
あれも欲しい、これも欲しいで大変ですね・・・