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2004年11月25日
■「近代能楽集」NYで公演
「近代能楽集」は、三島由紀夫原作で
「卒塔婆小町」と「弱法師」の2つの物語で構成。
1976年に初演され、1990年にはエディンバラ国際演劇祭批評家賞を受賞。
1991年にはアメリカツアー公演を行い、2001年には「JAPAN2001」正式行事としてロンドン・バービカン劇場で上演。
来年の上演が6回目となります。
今回招待されたリンカーンセンター・フェスティバルは、
NY芸術の殿堂ともいわれるリンカーンセンターが、1996年〜開催しているパフォーミング・アーツの祭典。
毎年夏に世界中から舞台作品を集めて公演を行っており、
今年日本からは中村勘九郎の「平成中村座」などが参加しています。
「近代能楽集」は、今年10月にオープンしたばかりのローズシアターを会場に7月28〜31日に4回公演を行う予定です。
藤原竜也は、2000年の全国公演、2001年の英ロンドン公演とその凱旋公演に続き、「弱法師」の主人公・俊徳を演じます。
相手役・桜間級子は、以前は高橋恵子が務めていましたが来年の公演は夏木マリが演じる予定。
他に、筒井康隆も出演していましたが、来年はどうなるでしょう・・・?
国内での公演は、6月1〜19日に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場、
その後、新潟、名古屋、大阪での上演が予定されています。
藤原竜也にとっては、「身毒丸」のロンドン公演、「近代能楽集」前回のロンドン公演に続き3回目の海外公演。
その演技力は、若手俳優の中では突出しているように思うのですが、
大河ドラマ「新選組」など、映像で見ていると
山本耕史などはさすがの存在感を見せているのに対し、
イマイチ舞台のような凄みが感じられないような気がします。
まぁ、まだ22才らしいのですし
舞台メインでテレビドラマ慣れしていないだけかもしれませんよね。
藤原竜也は、すでに日本を代表する役者と言っても過言ではないと思いますし、今後ますます期待したいと思います。
できれば、作品を選んで出てほしいなぁと願うのですが・・・