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2004年10月25日
■The Grudge
米映画調査会社エキジビター・リレーションズがによると
先週末(10/22〜24)の北米映画興行成績は
清水崇監督のホラー映画「呪怨」の米国リメイク版「ザ・グラッジ」 が推定4,000万ドルで初登場1位を獲得したそうです。
なんだか日本映画のリメイクが流行のアメリカ映画。
最近では「Shall We ダンス?」が、「shall we dance?」というそのままのタイトルで
リチャード・ギア、ジェニファー・ロペスの主演でリメイクされ、アメリカでもヒットしたのが伝えられたばかり。
少し前には、ホラーブームの火付け役となった「リング」がナオミ・ワッツの主演で「The Ring」になったのもありましたね。
ちなみに、この作品に関してあたしは
映画版よりも前に放送されたテレビドラマ版「リング」の方が
原作に忠実で断然良かったように思います。
残念ながらDVD化されてないようですが・・・
リメイクに話を戻すと
「ゴジラ」が「GODZILLA」になったのもありますね。
これまた余談ですが、GODZILLA主演のマシュー・ブロデリックは
昔観て最高に面白かった青春映画「フェリスはある朝突然に」の主役で、
その後あまり見かけなかった俳優なもので、個人的にちょっと嬉しかったです。
日本映画のハリウッドリメイクと言えば
黒澤明の「七人の侍」が「荒野の七人」になったのが一番有名でしょうか。
この映画は大ヒットして、「続・荒野の七人」という続編まで作られています。
黒澤映画のリメイクと言えば
「用心棒」をリメイクしやはり大ヒット。
クリント・イーストウッドの出世作ともなった「荒野の用心棒」もありました。
ちなみに、最近公開されたブルース・ウィリス主演の映画「ラストマン・スタンディング」も、
同じく用心棒のリメイク作です。
こう考えると、思いつくだけでもけっこうありますね。
●「THE JUON/呪怨」
公開:2004/10/22(アメリカ)
公開:2005/02/11(日本)
原題:The Grudge
配給:日本ヘラルド/クロックワークス
監督:清水崇
脚本:スティーヴン・サスコ
出演:サラ・ミシェル・ゲラー/ジェイソン・ベア/クレア・デュヴァル
DVD:THE JUON -呪怨- ディレクターズ・カットコレクターズ・エディション [DVD]