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2004年10月29日
■たったひとつのたからもの
26日21時〜日本テレビ系で放送されたドラマ「たったひとつのたからもの」が
北海道地区で31.9%、関東地区でも30.1%(ビデオリサーチ調べ)の高視聴率を記録しました。
このドラマは、生後1カ月でダウン症と診断され、6年と少しの生涯を生きた加藤秋雪君の実話を元にしたドキュメンタリードラマ。
父親役は船越英一郎、母親役は松田聖子で、
秋雪さん役は、日本ダウン症協会の協力を得て、実際にダウン症の子供が演じたそうです。
加藤秋雪君は、2年ほど前に明治生命のテレビCMに起用され大きな話題になりました。
母親の加藤浩美さんは、写真と文章で綴る秋雪君の記録「たったひとつのたからもの」も刊行しています。
今回のドラマは、今年放送の単発ドラマの中では最高視聴率で
ドラマ全体で見ても、「白い巨塔」最終回(32.1%)に次ぐ数字。
そして、日本テレビのドラマが30%超の視聴率を獲得したのは、
1995年の「家なき子」(31.5%)以来9年ぶりと、
ドラマ界全体が低調な最近、かなりの好成績と言えそうです。
ちなみに、松田聖子のドラマ出演は
1994年の「季節はずれの海岸物語 涙の最終回スペシャル」以来10年ぶりで、
女優としては初めての30%超。
考えてみると、ドラマや映画で松田聖子の代表作といえる物は思いつきません。
これだけ長く活躍しているのに、ちょっと意外な感じがしますね。
●「たったひとつのたからもの」
放送:2004/10/26 日本テレビ
演出:雨宮望
脚本:矢島正雄
出演:松田聖子/船越英一郎/蟹江敬三/戸田恵子/小日向文世/森公美子/谷啓/松嶋尚美/坂口良子/小野寺昭/宅麻伸/草笛光子
DVD:たったひとつのたからもの