シアターリーグ > ミュージカル > |
蜘蛛女のキス |
作品データ | |
ブロードウェイ・ミュージカル | |
原題 | Kiss of the Spider Woman |
原作 | Manuel Puig(マヌエル・プイグ) |
作詞 | Fred Ebb(フレッド・エッブ) |
作曲 | John Kander(ジョン・カンダー) |
脚本 | Terrence McNally(テレンス・マクナリー) |
初演 | 1992/10 シャフツベリー劇場 |
日本初演 | 1996/10 |
アルゼンチンの作家マヌエル・プイグ、1976年の小説が原作。 南米ある国の刑務所で、同じ監房に入れられる対照的な2人の男。 映画好きで夢想家、ホモセクシャルのモリーナと、反体制運動の闘士バレンティン。 はじめのうちはモリーナを鬱陶しく感じるバレンティンだが、やがてモリーナのゲイの優しさに惹かれ、2人は心の絆を深めていく・・・ 1985年には映画化され、アカデミー賞で作品賞・監督賞など4部門を受賞したのをはじめ、カンヌ映画祭のパルム・ドールなど各国で映画賞を多数受賞。 小説はプイグ自身の手で戯曲化され、 日本では1991年に村井国夫と岡本健一の2人芝居で初演。(ストレートプレイ) ミュージカルは、ハロルド・プリンスが1990年に非公開で上演。 しかし成功を収めたとは言い難く、大幅に改訂。 1992年にカナダのトロントでニューバージョンが上演され、同年ロンドンに進出。 これが大ヒットとなり、1993年にはブロードウェイでも上演。 トニー賞で作品賞など7部門を受賞する成功を収めた。 日本での初演は1996年。日本でもハロルド・プリンスが演出を務め、主演は麻実れい・市村正親。 その後も様々な団体によって上演、2000年にはtpt、2005年には今村ねずみ・山口馬木也主演、松本祐子演出でも上演されている。 ちなみに、プイグの原作などにはタイトルロールの蜘蛛女は登場しない。 舞台化にあたり、死を象徴する存在として現されている。 |
|
●The Musical「蜘蛛女のキス」 日程:2010/1/16〜1/18 梅田芸術劇場(大阪) 2010/1/24〜2/07 東京芸術劇場(東京) 演出:荻田浩一 出演:石井一孝/金志賢/浦井健治/初風諄/今井朋彦/朝澄けい/縄田晋/ひのあらた/田村雄一/照井裕隆/笹木重人/長内正樹/辻本知彦 |
|
●「蜘蛛女のキス」 日程:2007/11/02〜11 東京芸術劇場(東京) 2007/11/16〜18 梅田芸術劇場(大阪) 演出:荻田浩一 出演:石井一孝/朝海ひかる/浦井健治/初風諄/藤本隆宏/朝澄けい/縄田晋/ひのあらた/伊藤明賢/照井裕隆/ 笹木重人/長内正樹/山田洋平 |
舞台CD | |
Kiss
Of The Spider Woman: The Musical |
1993/04/06発売 RCA US盤 1992 Original London Cast |
蜘蛛女のキス |
2005/08/24発売 BMG JAPAN 日本国内盤 オリジナル・ロンドンキャスト |
Kiss Of The Spider Woman: The Musical |
1995/3/7発売 Polygram US盤 1994 Broadway Cast |
映画 | |
蜘蛛女のキス |
1985 ブラジル/アメリカ 監督:ヘクトール・バベンコ 出演:ウィリアム・ハート/ラウル・ジュリア/ソニア・ブラガ |
書籍 | |
蜘蛛女のキス |
1994/04発売 劇書房 翻訳:野谷文昭 翻訳版戯曲 ※集英社版「蜘蛛女のキス」 |
蜘蛛女のキス |
2011/5改訂新版発売 集英社文庫 翻訳:野谷文昭 翻訳版小説 ●1988年刊版 / 紀伊国屋 |
Kiss
of the Spider Woman |
1991/04発売 US洋書 著者:Manuel Puig |
Kiss
of the Spider Woman: And Two Other Plays |
1994/04発売 US洋書 著者:Manuel Puig |
Kiss of the Spider Woman: The Musical |
2004/08発売 US洋書 楽譜 11 compositions from this musical drama of transformation in a Latin American prison. |
リンク |
●Yahoo!検索結果 ●楽天市場検索結果 ■CD・DVDショップ / 本屋・書店 |
Last Modified:2014/6/16 Since:2006/6/28 |