vol.410 | カメラのスイッチ
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Vol.410 http://www.moon-light.ne.jp/
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1996年の6月末は、松竹歌劇団(SKD)が解散した日です。
「西の宝塚・東の松竹」と呼ばれ、宝塚歌劇団・OSK日本歌劇団と並び、
日本における三大少女歌劇団と言われた松竹歌劇団。
レビュー中心の公演で人気を博しましたが、
時代の移り変わりと共にレビュー自体の人気低迷もあり、
1996年の今日、70年近い歴史に幕を下ろしています。
SKDについては、昔のメルマガでも詳しく取り上げています。
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演劇ニュース
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■熊切大輔 写真展「演じるコト-俳優 石丸幹二の1年-」
7月末から東京と大阪で開催
■Bunkamura 改修のため2011年7月より休館
12月まで全館休館
■映画「のぼうの城」
野村萬斎7年ぶりの主演映画2011年公開
■演劇ユニット「ブス会＊」旗揚げ
溝口真希子がペヤングマキ名義で旗揚げ
■歌舞伎座さよなら公演 DVD-BOOK
全巻揃いで21万円・・・
■OSAKA 演博2010 TACT/FEST
国際児童青少年演劇フェスティバル7月末より開催
■映画「犬とあなたの物語 いぬのえいが」
大森南朋・松嶋菜々子などの出演映画2011年公開
■宝塚歌劇団 in VOGUE
エリオット・アーウィットが撮影した星組
■映画「東京島」
木村多江・窪塚洋介・福士誠治などの出演映画8月公開
■寺田瀧雄メモリアルコンサート～歌い継がれて～
7月23日開催・映画館でライブ中継も
■映画「ガールフレンド・エクスペリエンス」
ソダーバーグ監督の新作は現役ポルノ女優を主役に
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シナリオ Pick Up！
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「シナリオリーグ」に掲載されている戯曲からPickUp！
■「ブラジャーをする男！ ～柳原課長の場合～」（竹村直久）
「ブラ男」とか「ブラリーマン」という呼称で話題になった、
ブラジャーをしている男性を主人公にした物語です。
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今週の舞台・演劇用語 宝塚歌劇団編
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■「花道」
歌舞伎の舞台で、舞台下手側から観客席の中を貫くように
張り出して作られた通路のことを「花道」と言いますよね。
宝塚歌劇には、この張り出し舞台ような花道はありませんが、
劇場の舞台左右にある壁に面した通路のことを「花道」と呼んでいます。
これは、以前の宝塚大劇場には、歌舞伎と同じように舞台から客席へと
突き出した花道があったことに由来します。
しかし、宝塚歌劇では後に花道は取り外され、
代わって銀橋が使われるようになりました。
そして今では、舞台の上下にある細い通路のような部分を
「花道」と呼ぶようになったのです。
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■取り上げて欲しい「演劇用語」募集中！
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あとがき
日本代表は残念でしたね。けれども最後まで集中して
素晴らしいプレイ、ゲームを見せてくれたように感じましたし、
代表のメンバーやスタッフには心から「お疲れさま、ありがとう」です。
しかし残念なことに、TBSの中継は非常にストレスを感じるものでした。
そもそも新聞のラテ欄には「元気・勇気・感動をありがとう・・・
最後まで熱い気持ちを送ろう！」と、まるで敗戦を前提としたかのような
謳い文句が並び、試合前のスタジオゲストにもタレントが並び、
試合前から相変わらずの姿勢、番組作りだと嘆いていたのですが、
何と言っても酷かったのは、先週も書いたカメラのスイッチ。
ゲームよりも選手の顔ばかり映す映像は、見ていて非常に残念でした。
特にセットプレーの前など、ゲームが途切れた途端に選手や監督、
観客席をアップで抜き続け、ボールを蹴るまで試合を映さないため、
どんな意図のフリーキックなのか、中澤や闘莉王は上がってきているのかなど
ゲームの状況を理解することができませんでした。
アナウンサーも、映像をフォローする実況ができていませんでしたので、
サッカーの試合を見るという観点では、とても不満を感じる中継でした。
昨日の試合でも、TBSは本田カメラを設置したそうですし、
ゲームよりも選手を映したくて仕方がなかったような印象を受けましたが、
全体的に日本のマスコミはスターを取り上げることばかりに尽力しますよね。
スポーツや文化が国に根付き、成熟するためにはファンの成熟も欠かせない
と言いますが、日本の場合、地上波テレビなどマスコミによる
スター重視の姿勢が、足を引っ張っているケースが多いのではないでしょうか。
しかし今大会前は、中村と本田の確執を煽るような報道も目立ったものの、
サッカー自体を取り上げたテレビ番組なども多く、
少しずつ改善されてきたようにも思えましたし、サッカー関係者だけでなく、
マスコミやファンも含め国民全体で成長、成熟していきたいものですね。
kantaro
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