vol.368 | twitterはじめました
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Vol.368 http://www.moon-light.ne.jp/
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1886年の今日は、著作権に関する国際条約・ベルヌ条約が締結された日です。
ベルヌ条約は、何の表記がなくとも著作権が発生するという無方式主義や、
外国人の著作物も自国民と同様に保護する内国民待遇などを定めたもので、
日本は1899年に加盟、現在は世界163カ国が加盟しています。
著作物の保護期間について「著作者の生存期間及び著作者の死後50年」、
映画については「公衆への提供時から50年」とベルヌ条約は定めていますが、
欧米では、死後70年間保護するという国内法を設けている国が多く、
現在も世界的に、保護期間の整合性が論議されています。
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演劇ニュース
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■GyaO、無料と有料の2サイトにリニューアル
Yahoo!動画とGyaOが統合
■爆笑問題 with タイタンシネマライブ
舞台を映画館で生中継・今度はお笑いライブ
■キヤノン・キャッツ・シアター
劇団四季「キャッツ」新しい専用劇場
■オペラ座の怪人展
名古屋駅前のミッドランドスクエアで
■イギリスの映画ベスト25
英国の監督や俳優が選出
■美保純が「BUG」降板
メニエール病のため
■歌舞伎モナコ公演
9月16日からモナコのモンテカルロ歌劇場で
■キラリ☆ふじみの新芸術監督決定
東京デスロック主宰の多田淳之介
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今週の舞台・演劇用語
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「オーディトリアム」(auditorium)
オーディトリアムとは、劇場の観客席、講堂や公会堂の観衆席や聴衆席など、
多くの観衆や聴衆が集まる屋内の空間を意味する英語です。
演劇や映画で考えると、劇場や映画館などで受付を通って施設内に入ると、
ロビーやクローク、売店、最近だと喫煙室などがある、
いわゆるエントランス・ホールがありますよね。
そこからさらに進み、多くの場合ドアを通ると、
舞台やスクリーンがあり、作品を鑑賞する空間に到着します。
この客席があるスペースがオーディトリアムです。
このオーディトリアムという言葉はラテン語の「auditorium」が語源で、
教会における会衆席をも意味する他、
アメリカでは単に大きな会場やホールを指しても使われています。
日本においては、あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、
劇場における「オーディトリアム」や「エントランス・ホール」は、
該当する適当な日本語が存在しないため、
必要に迫られて英語がそのまま使用されているのではないでしょうか。
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■取り上げて欲しい「演劇用語」募集中！
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あとがき
話題のTwitterを始めてみました。
まだ始めたばかりで試行錯誤しているところですが、
演劇・ミュージカルをはじめとした芸能関連のニュース速報なども
流していますので、フォローしていただけると嬉しく思います。
なお、アカウントはシアターリーグですが、担当している中の人は
私(Kantaro)だけですので、リプライやメッセージもお気軽にどうぞ。
http://twitter.com/Theater_League
最近は、Twitterがビジネスとして使えるのではないか、
企業とユーザーを結ぶ術になるのではないか、などといったことが言われ
始めていますが、こうしたネット上のサービスは、大流行した様に見えて
あっという間に廃れてしまったりするので難しさを感じます。
mixiに代表されるSNSは軌道に乗った感もありますけれど、
一時期マスコミが大騒ぎしていた仮想世界・Second Lifeでは、
進出した企業なども次々と撤退し、今や話題になることさえありませんよね。
私も今、Second Lifeという固有名詞を思い出すことさえ一苦労でした・・・
しかし今でこそ俳優がblogを書き、劇団や劇場がサイトを持つのも当然に
なりましたが、そもそもシアターリーグを立ち上げようと思ったのも、
ネットが普及している割に舞台関連の情報が少ないと感じたからでしたし、
こうした多くの人が使っているネット上のサービスに対し、
演劇界は全体的に遅れをとっているケースが多いように感じます。
現在で言えば動画、YouTubeやニコニコ動画を使ったプロモーションを行う
劇団や公演がもっとあっても良いのになぁと思いますし、
まだこれからの俳優が、自らを売り込む場として利用できそうにも思えます。
ネットのサービスを上手く利用して自分の作品を展示したり、自分自身を
PRしたりしているミュージシャン志望の方などは数多く目にしますし、
以前と違って動画が身近になった現在、芝居系を志望している方でも、
アイデア次第でかなりの成功を収められるかもしれませんよね。
kantaro
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