vol.345 | エイプリルフール
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Vol.345 http://www.moon-light.ne.jp/
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1914年の今日は、宝塚歌劇団の前身である宝塚唱歌隊が、
第一回公演「ドンブラコ」「浮れ達磨」「胡蝶」を上演した日です。
現在は専用の大劇場を持つ宝塚歌劇団ですが、この最初の公演は、
宝塚新温泉の閉鎖されたプールを改装したパラダイス劇場での上演でした。
また、演目の「ドンブラコ」は桃太郎を題材にした物語で、
こちらも現在の宝塚からはちょっと想像しにくい感じがしますね。
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演劇ニュース
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■LOOK at STAR！隔月刊に
学研による月刊の演劇雑誌が
■第97期宝塚音楽学校合格発表
入試方法の変更も効果があったようです
■ヴァギナ モノローグス
日仏の聾劇団によるコラボレーション公演
■まるまる映画
邦画大手5社がアクトビラでTV向け映画配信
■劇団四季「ライオンキング」福岡公演千秋楽決定
8月30日をもって千秋楽
■笹本玲奈 Rena Sasamoto 10th Anniversary Live Best
ライブ版ミュージカル・アルバム
■COCO
ココ・シャネルの生涯を描くミュージカル
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今週の舞台・演劇用語
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「折り込み」
劇場に観劇に行くと、入口でたくさんの公演チラシを渡されたり、
座席にチラシの束が置いてあったりしますよね。
このチラシ（フライヤー）のことを、「折り込みチラシ」と言います。
新聞の「折り込みチラシ」と同じ使い方ですね。
劇場には「置きチラシ」と呼ばれるチラシがロビーなどにも置いてありますが、
確実にお客様の手に渡り、見てもらえる確立が高い折り込みチラシは、
演劇において非常にメジャーであり、また多く用いられる宣伝方法です。
しかし、東京など公演が多い地域では、希望されるチラシを全て折り込むと
大変な数になってしまうため、事前の許可や制限があることがほとんどです。
また、公演における折り込みチラシは、新聞のそれのように
頼んでおけば誰かがやってくれるというものではありません。
公演を行う側は、チラシ折り込み作業を行う日時や場所を決め、
折り込んでほしい劇団やカンパニー側が、そこに人員を派遣するのです。
たいてい公演初日の前日頃、上演する劇場などにチラシを持参し、
その公演で予想されるお客様の数だけ、折り込みチラシを作ります。
ですから、大きい劇場や長期間の公演であれば、
それだけ折り込むチラシの枚数も増えることになります。
このように、劇場で何気なく手にしている折り込みチラシも、
けっこうな手間がかかっているものなのです。
もちろん、折り込みチラシの代行業者に委託することも可能ですが、
相場は1枚3円程度。枚数を考えると、結構な出費となってしまいます。
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あとがき
毎年4月1日になると、あぁ今日はエイプリルフールだった、と気付き、
しまった何の嘘も用意していなかった、来年こそは愉快な嘘を準備しておこう
と思うのですが、やっぱり今年も4月1日は突然やってきてしまいました。
記憶を辿ると、小学生の頃、4月1日の新聞を次の年まで保存しておき、
翌年の4月1日、朝一番に起きて新聞を1年前のものと入れ替えておいたのは、
我ながらなかなかおもしろいエイプリルフールでした。
これが案外すぐには気がつかれないもので、
難しい顔をして新聞を読む父母を見ては、笑いをこらえるのに必死でした。
結局、たしか曜日が違うと気づかれてネタばらしをしたのですが、
騙された父母にもウケていましたし、家族がいる方はぜひお試しを。
しかし最近は日本でも、テレビや新聞のニュースで
おもしろい嘘記事を報道するようになりましたね。
特にネット上では、手の込んだジョークページをわざわざ作るところも多く、
ウルトラマンの円谷プロダクションや、このメルマガの配信スタンドでもある
まぐまぐなどは、毎年見るのが楽しみになっています。
このあとがきを書いているのは、まだ3月31日なもので、
今年はどんな楽しい嘘が展開されるているのかわかりませんが、
ご参考までに、去年おもしろかったエンタメ系サイトの記事を。
と、余所の嘘を楽しむだけではなく、
私もせめてあとがきに何か小粋な嘘を、と考えたのですが、
どうにも根がまじめなもので、咄嗟には愉快な嘘が思いつきません・・・
来年こそは愉快な嘘を準備しておこうと思います。
kantaro
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