vol.343 | ワダ・エミ
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Vol.343 http://www.moon-light.ne.jp/
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1937年の今日は、衣装デザイナーワダ・エミの誕生日です。
1985年に、黒澤明監督の映画「乱」で、
米アカデミー衣装デザイン賞を受賞したワダ・エミ。
「モンゴル」「HERO」など外国映画を手掛けることが話題になりますが、
「太平洋序曲」「毛皮のマリー」「オイル」「トゥーランドット」など
数多くの舞台でも衣装を担当しています。
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演劇ニュース
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■松戸市おはなしキャラバン
日本唯一の自治体が運営する財団法人が解散
■鴨川ホルモー
万城目学の小説「鴨川ホルモー」が舞台&映画化
■T4
「愛と青春の宝塚」から生まれた元宝塚ユニットが解散
■堂本光一が帝劇の単独主演記録
上演回数626回で森繁久弥の記録を更新
■2008年DVD年間ランキング
DVD売上は前年比88.9%と低迷
■オバマが贈った25本のアメリカ映画
イギリスのブラウン首相にハリウッド映画25作をプレゼント
■劇団四季 シェイクスピア DVD
「ヴェニスの商人」「ハムレット」
■映画前売りチケット
3/20〜公開映画の全国共通前売り割引チケット
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今週の舞台・演劇用語
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「放送禁止用語」
放送禁止用語とは、テレビやラジオ等の放送業界が自主的に規制している、
差別用語や猥褻な言葉などのことです。
放送禁止用語=使ってはいけない言葉、と認識される節もありますが、
放送は不特定多数の人に情報を発信するメディアであるため、
健全性や無難さを追求し、多くの言葉を自主規制しているのが実情です。
また、あくまで自主規制ですので共通のガイドラインはありませんし、
局や放送時間帯、番組の内容によって規制の程度も変わっています。
ですから、放送ではない舞台演劇や映画などでは、
人権や公序良俗に配慮するのは当然なものの、
作品のテーマによっては敢えて差別用語でさえ用いられることがあります。
しかし、こうして創られた作品は、放送に際して問題になることも。
有名なところでは、ゴダール監督の映画「気狂いピエロ」は、
「きちがい」と読むと放送コードに引っかかるため「きぐるい」と
読ませていましたが、最近では原題の「ピエロ・ル・フ」に。
邦画では、勝新太郎の「座頭市」に「めくら」という言葉が頻出するため、
テレビで放送される際にはピー音だらけになっています。
そもそも、この手の映画はテレビ放送自体避けられる傾向で、
映画でさえこうですから、舞台など以ての外といった印象です。
けれども、海外では以下のような事例も存在します。
2004年のオリヴィエ賞で作品賞を受賞した
ミュージカル「ジェリー・スプリンガー=ジ・オペラ」は、
作中にかなりの数の放送禁止用語を含んでおり、イギリスの公共放送BBCで
放送されることが発表されると、大きな論争を巻き起こしました。
BBC側は作品を援護し、結局予定通りオンエアしたそうですが、
NHKがこうした舞台をそのまま中継するかということを想像すると、
BBCの英断、引いては芸術への理解度などが伺えますね。
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あとがき
高校時代、私は友達とバンドを組んでドラムを叩いていたのですが、
最近、当時の仲間と時々スタジオに入っています。
非常に楽しいのですけれど、何せかれこれ20年近く経過しているもので
自分が思うようには演奏できず、ちょっと自分にイライラすることも。
年を取って新しいことがなかなか憶えられないのは仕方ないとしても、
ドラムに大切なリズム、どうもその感覚が思い出せない感じなのです。
そう考えると、出産などで一旦休業し、数年ぶりに復活しても、
以前と変わらぬ演技力を見せる女優などはすごいなぁと思います。
特に、感性で演じるタイプの俳優に凄い演技を見せつけられると、
その変わらぬ才能と能力に対して感動すら覚えてしまいます。
まぁしかし、そのすごい俳優の方々も、
おそらく、その感覚や感受性を鈍らせないための日々の努力があるはずで、
何もせずにいきなりすごいわけではないはずですよね。
思えば、音楽を聴くときの私は、自然にドラムを中心に聞いて
リズムを取る癖がついていたのですが、ここ数年はそれに疲れ、
音楽をBGMとして聴き流したりしていました。
バンド再開となって、いきなりドラムやリズムを聴こうとしても、
なかなかすんなり体に入ってこないのは当たり前なのかもしれません。
人生に無駄なことなど何もないと言いますが、
それはどんなことにも真剣に向き合った故の話で、
安きに流れていては、せっかくの経験も流れ去っていくだけなのでしょうね。
よし、これからは音楽1つ聴くのも真剣にしよう!
と思いつつ、今は安楽なだけの環境音楽がBGMとして流れています・・・
kantaro
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■発行 : 有限会社moon-light
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