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今週の舞台・演劇用語
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「花形」(はながた)
現在では、人気があり華やかなこと、
あるいは一座の代表といった意味で、一般にも使われている「花形」。
元々は歌舞伎の世界から生まれた言葉です。
昔は、歌舞伎俳優のうち演技の実力がある人を「実方(みがた)」、
人気があり華やかな人を「花方」と呼んでいました。
男女の役を表す言葉「男方・女方」が
「男形・女形」と表記が替わったのと同じく、
「花方」も「花形」と表記が替わり、現在に至っています。
ですから「花形」は「花形役者」を省略したのが元々だと言えますが、
現在では「近代の花形産業」など、
人(役者)以外のものにも使うようになっていますね。
しかし、時流を得て一時世間にもてはやされる、という意味では同じで、
長い間花が咲き誇るのは難しいことがうかがえる言葉ですね。
次回は「座頭・座長」という演劇用語をお伝えします!
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・取り上げて欲しい「演劇用語」募集中!
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あとがき
シアターリーグのサイトへアクセスしてくださった方の地域を見ると、
日本の人口分布以上に、東京や大阪からのアクセスが多いのが目立ちます。
映像やDVDなど舞台回りのことも扱うシアターリーグでこうなのですから、
劇団サイトなどへのアクセスは、もっと地域差が顕著かもしれません。
まあ、こうしたことを持ち出すまでもなく、
地方では舞台好きの人の比率が低いことが言われていますよね。
もちろん地方で頑張っている劇団なども多くありますが、
舞台公演はどうしても大都市近郊に偏って多いですし、
演劇というのは都市部の娯楽なんだな、というのを改めて感じます。
舞台は一部の人のためのもの、という感覚はここ数年薄れてきた感じですが、
もっと地方の方に向けてなど、裾野を広げる方策があっても良いですよね。
ネットの活用や舞台の映像、DVD・CDなど、欧米に比べるとまだまだ遅れて
いるように感じますし、演劇を知らない・興味がなかった人にも
入口となる何かがもっとあればいいのにな、と思います。
東京ディズニーランドで遊ぶために東京に来る人はたくさんいますが、
舞台を観るために東京に来る人はどのくらいいるでしょう?
ブロードウェイには舞台を観るために世界中から観光客が集まりますけれど、
せめて日本でも、国内の観光客で劇場が溢れるくらいになると良いですよね。
kantaro
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