2006/12/27

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         お芝居めるまが「シアターリーグ」  
Vol.227               http://www.moon-light.ne.jp/
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1904年の今日は、舞台「ピーターパン」が初演された日です。

イギリスの劇作家ジェームス・バリーの童話「ピーターパン」
今ではディズニーのアニメが有名ですが、これが創られたのは1953年。
舞台は倍ほどの歴史があることになりますね。

日本での舞台と言えば、
パンのフライングが見所のミュージカルがよく知られていると思います。
これは1954年にブロードウェイで初演されたミュージカル版で、
1981年、榊原郁恵主演の初演以来、キャストを代えつつ上演が続いており、
今年の夏も、宮地真緒のパンで上演されています。
ミュージカルピーターパン



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            演劇ニュース&コラム
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2006年邦画興収、洋画を上回る
21年ぶりとのこと

第41回紀伊国屋演劇賞
団体賞はシス・カンパニーが受賞

■第61回文化庁芸術祭賞
演劇部門は雙ノ会・豊嶋三千春が大賞受賞

チケット偽造の容疑者逮捕
ジャニーズ公演の偽造チケット犯人の模様

演劇チケット情報
12/20〜12/25発売の演劇・ミュージカルのチケット

映画前売りチケット
来年公開映画の全国共通前売り割引チケット



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              戯曲 Pick Up!
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シナリオリーグ」に掲載されている戯曲からPickUp!

■「痕−KON−」(今井一隆)
平成15年度(第26回)文化庁舞台芸術創作奨励賞特別賞



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        今週の舞台・演劇用語  宝塚歌劇団編
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「新人公演と本公演」

宝塚歌劇団では、宝塚大劇場と東京宝塚劇場で
男役トップが主演している通常の公演を「本公演」といい、
本公演と同じ作品を研1〜研7までの新人だけで上演する公演を
「新人公演」と言います。

新人公演は、本公演の期間中1回だけ行われます。
(宝塚大劇場と東京宝塚劇場を合わせると2回)
本公演ではセリフがなかったり、少しだったりする新人の生徒たちが
先輩の演じる役を務めるだけでなく、演出も若手の演出家がしますので、
生徒だけでなく先生にとっても勉強の場となるのです。

通常、本公演では約30日稽古が行われるのに対し、新人公演の稽古は約20日。
しかも、日々の稽古は本公演の終演後に行われますので、
想像するだけでもハードですね。
新人公演で役を与えられた生徒は、本役(本公演で演じている生徒)の
演技を観て研究したり参考にしたりするのはもちろん、本役を務める先輩が、
新人公演の稽古を見てアドバイスしてあげることもあるそうです。

新人公演は本公演と同じ作品を上演しますし、公演数が少ないので、
新たに衣装を作らず、本役のものを借りて行います。
先輩の衣装サイズが合えばそのまま着用できますが、
そうでなければサイズを直さなければなりません。
華やかな衣装を着ることができるのは嬉しいことだと思いますが、
先輩の衣装を汚したりしないように気をつけなければなりませんし、
ましてサイズを直すなんてなると・・・とても緊張してしまいそうですね。

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あとがき

早いもので、今年のメルマガも今号が最終となりました。
今年もご愛読いただきまして、本当にありがとうございました。
ところで、シアターリーグのサイトは、先週サーバーの移転を行いました。
サイトにつながらなかったり、ページがなくなっていたりと
ご迷惑をおかけしていることもあると思います。申し訳ありません。
悪戦苦闘しつつ、なんとか近々通常の状態に戻せればと頑張っております。

しかし、インターネットの世界は進化が早いですよね。
今年を振り返っても、blogやRSSはすっかり定着しましたし、
mixiに代表されるSNSの人気など、「web2.0」などと言われるように、
ネット自体が新たな段階に入ってきた感もあります。

要は、これまでサイトという概念で与えられていた「ネット上の情報」が、
誰もが参加し、共有するものに変化してきたのかな、と私は捉えており、
シアターリーグも少しそういう方向に変化していくべきなのかな?
などと考えたりもしています。
けれども、最近はネットを利用した告知手段なども増えてきたとはいえ、
どうしてもネットとは縁遠いお芝居の世界。
進歩的な方にも対応できるようにしつつ、誰にでもわかりやすいサイト
という基本線は変わらないでいたいと思っています。
難しいことですが・・・

と、まあいろいろ試行錯誤しつつ今後も頑張って参りますので、
どうぞよろしくお願い致します。
それではまた来年お会いしましょう!(いつも通り来週ですが)
皆様よいお年を・・・
                               kantaro
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