■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ お芝居めるまが「シアターリーグ」 Vol.38 http://www.moon-light.ne.jp 発行部数 まぐまぐ:4392 めろんぱん:110 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 今日は5/14。 2/14のバレンタインデー、3/14のホワイトデーは日本でも有名ですが 4/14はオレンジデーと言って、 「二人の愛を確かなものにするための日」として制定されています。 そして5/13は メイストームデー(5月嵐の日)と言い、 「別れ話を切り出すのに最適とされる日」だそうです。 なんでこんな日まで制定するの?と思いますが なんでもバレンタインから88日経った「八十八夜の別れ霜」ということで 5/13が、晴れて別れの日となったようです。 毎月続いた14日でないのは 憶えづらい日にしてあるという、ちょっとした親切心なのでしょうか? ちなみに、このメイストームデーを乗り切った恋人達には 6/12の「恋人の日」が待っています。 つきあって3ヶ月を乗り切れば、第一関門突破!とよく言いますが この辺りが由来なのかもしれませんね。 しかし、こんな謂れがあったのですね。 そういえば、自分の過去を振り返ってみても・・・ (・・、) ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 演劇関係ニュース ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「ライオンキング 公演回数3000回突破!」 劇団四季のミュージカル「ライオンキング」が、 通算公演回数3000回を突破しました。 上演時間は休憩20分を含めて約2時間50分。 3000回ということは、なんと8500時間! さらに驚いたのが、 この記録、日本演劇史上最短(4年半)での記録達成なのです。 他に公演数が3000回を超えている作品は、 「キャッツ」「オペラ座の怪人」と、いずれも劇団四季の作品です。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ お知らせ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ☆第5回プレゼント当選者発表しました! ☆ランキング 頭文字が「す・せ・そ」で始まる好きな俳優、投票受付中! 現在、トップ争いが熾烈です。 ☆メルマガ紹介 私たちも愛読中のメルマガです。さくっと読める、楽しいエッセー! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ クスッと笑える30秒エッセイ ◆ [ 購読者数:7500人 ] ─────────────────────────────────── 「めろんぱん」おすすめランク第1位!! 「まぐまぐ」ユーモア部門第3位!! 1日1回。30秒の心のオアシス。忙しい日々の息抜きに。。。 ためし読みは→ http://www.inumoarukeba.com/index5.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ シナリオ Pick Up! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 戯曲と、読者や上演者との出会いの場「シナリオコーナー」 登録されたシナリオからPickUpして、 毎週このメルマガでもご紹介していきます。 ☆「僕の東京日記」(永井愛) 第31回紀伊國屋演劇賞個人賞受賞! 1971年の東京。自立を目指し下宿を始める大学生。 しかし・・・自立どころか、彼の生活は混乱をきわめだす。 学生紛争の終わり頃を面白可笑しく描いた生活史劇です。 ☆「ハッシャ・バイ」(鴻上尚史) ある探偵の元に、 自分が夢で見た風景を探して欲しいという依頼人が・・・ テンポよく、観るものを不思議な世界へと導いていく 鴻上尚史作品の傑作の一つ! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 今週の舞台・演劇用語 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「とちる」 失敗やミスを指すこの言葉、一般的にも使われていますよね。 芝居の世界では、きっかけよりも遅れて出てしまうことを「出トチ」 逆に早く登場してしまうことを「早トチリ」と言います。 登場の瞬間は緊張の瞬間なのです。 語源は、「トチメク」という古い言葉から来ています。 「トチ」とは「栃の実」のことで、 この実から作る栃麺は、手早く伸ばさないとすぐに固まってしまうため、 急いで作らなければならない食べ物でした。 栃麺を作る様子のせわしなさから、 慌てる・うろたえるという意味の「トチメク」という言葉ができ、 現在の「とちる」という言葉になったようです。 ちなみに、栃麺を作るときの、 忙しく麺棒で栃の実を伸ばしている様子を「栃麺棒をふるう」と言い、 その言葉が現在の「面食らう」という言葉の語源です。 慌ただしさにびっくりしたのですね。 また、劇場で一番見やすい席のことを「とちり」と呼びます。 これは、歌舞伎小屋で前から7,8,9番目が一番見やすい席とされ、 席順の「いろはにほへとちりぬる・・」の7,8,9番目が 「と・ち・り」であることから来ています。 また、芝居を見やすい席は 演技上の「とちり」も見やすいという意味も含まれているそうです。 見やすい席は「とちり」も見やすい席・・・ 俳優には怖い席ですね! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● あとがき 私は以前、吉本興業の主催する公演に参加していたことがあります。 毎週3〜5分程のネタを持って、赤坂の事務所に行き、 選ばれると渋谷の劇場で出演できるというシステムでした。 3分とはいえ、毎週ネタを作るのは簡単な作業ではありませんでした。 バイトだけしていると長い一週間が、 ネタを考えているとあっという間に過ぎていきます。 また、一生懸命稽古を積んでいってもボツになったり、 出演できてもお客さんに全然うけなかったり・・・ 「お客さんの笑い声が全て」という、芝居にはない厳しさがあり、 芝居とお笑いの道の両立を断念し、芝居を選んだ私ですが、 本当に勉強になりました。 どの世界でも芸の道は厳しいですよね。 ちなみに、私達管理人同士は、お互いを「相方」と呼んでいますが、 このことは一切関係ありませんので。(笑) しかし、なぜ相方って呼びあっているんだろう? 岡本成師 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● |